システムの2重利用について
現在、理由があって、会計システムを2つ利用しております。1つは売上(A)、1つは買掛(B)でメインはこちらとなります(Freeeです)売上入力(A)ですべて行っており、月末に売上集計したものを(B)に入れておりますが、APIの都合上、一部の売上は(B)でも仕訳をしております。そこで質問なのですが、(A)をメインで売上管理をしているため、(B)での仕訳は、(A)とは異なった仕訳をしていなくても問題ないのでしょうか。例えば、(A)では未入金もそのまま売上に、(B)では未入金は実際に入金した日での計上等、入金の日にちも(A)と(B)では正確に同じにつけておりません。ご教授よろしくお願いいたします。
二つの会計システムを異なる基準で運用すること自体は技術的には可能ですが、会計上の整合性を保つ必要があります。
1. 整合性と一貫性の重要性
二つのシステムで異なる基準を採用すると、試算表や財務諸表の作成において不一致が発生する可能性があります。このような不一致は監査や年次決算において問題となることがあります。
2. 仕訳の整合性
たとえば、売上の計上タイミングをシステムAとBで一致させない場合、それぞれのシステムで異なる売上高が記録されることとなり、どれが最終的な正しい会計記録となるのかが不明瞭になります。これは、会社全体の財務諸表を作成する際に大きな問題を引き起こす可能性があります。
3. 入金タイミングの違い
未入金管理について、システムAでは発生基準、システムBでは現金主義で記録しているように見受けられます。このような異なる基準の運用については、財務報告を行う際にどちらの基準を採用するかを明確にし、報告全体が一貫した基準に基づくものであることが求められます。
- 回答日:2024/11/29
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