勘定科目について
A部門で仕入れて支払った材料代をB部門に費用を負担させる場合の
A部門及びB部門それぞれの仕訳処理を教えてください。
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■A部門及びB部門それぞれの仕訳処理
A部門が材料を仕入れた際の仕訳は以下の通りです。
・借方:材料費 ××円
・貸方:買掛金 ××円
B部門がA部門に材料代を支払う際の仕訳は以下の通りです。
・借方:部門間振替費用 ××円
・貸方:現金(または預金) ××円
A部門でB部門からの支払いを受けた際の仕訳は以下の通りです。
・借方:現金(または預金) ××円
・貸方:部門間振替収益 ××円
このように、部門間での費用振替を行うことで、正確な部門別経費管理が可能となります。
- 回答日:2025/02/21
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部門間で費用を負担させる場合の仕訳について説明します。このような場合、部門間振替仕訳を行うことで、適切に費用を振り替えます。以下、具体例で説明します。
前提条件
- A部門が材料を仕入れ、代金を支払った(例:100,000円)。
- 実際にその材料はB部門が使用するため、B部門に費用を負担させる。
1. A部門の仕訳
材料代の仕入れ時点ではA部門が全額負担しています。仕入れ時の仕訳は次の通りです。
材料購入時(仕入れ時):
(借方)材料費 100,000円 (A部門)
(貸方)現金 100,000円
B部門へ費用を振り替え時:
(借方)部門振替収益 100,000円(A部門)
(貸方)材料費 100,000円(A部門)
2. B部門の仕訳
B部門は、A部門からの振り替えで費用を認識します。
A部門から費用を負担時:
(借方)材料費 100,000円(B部門)
(貸方)部門振替費用 100,000円(B部門)
ポイント
1. 部門振替収益と部門振替費用は、部門間での調整専用の勘定科目として使用します。会社全体の収益や費用には影響を与えません。
2. 部門別損益を正確に管理するため、部門コードや補助科目を活用すると便利です。
- 回答日:2024/12/03
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