事業用口座に源泉徴収税が予め引かれた報酬が振り込まれた場合の登録方法
前提事項
・口座との同期により自動で取引情報が取り込まれている。
・freee会計上で登録する前の仕訳プレビューだと以下のような状態になっている。
【借方】
勘定科目:同期している口座名
金額 :報酬額(源泉徴収税を引かれて口座に入金された金額)
【貸方】
勘定科目:売上高
金額 :報酬額(源泉徴収税を引かれて口座に入金された金額)
・自動で取り込まれているため借方の方は金額を変更できない。
質問事項
1. 上記の取引情報については、最初から設定されている勘定科目のまま登録すればいいのでしょうか。
2. 源泉徴収税も取引情報として登録が必要だと思っているのですが、その場合はどのように登録すればいいのでしょうか。
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■質問1: 上記の取引情報については、最初から設定されている勘定科目のまま登録すればいいのでしょうか。
・口座との同期による自動取込の取引情報は、一般的に最初から設定されている勘定科目のままでも問題ありません。ただし、取引内容に応じて適切な勘定科目が設定されているか確認してください。売上高として問題がなければ、そのまま登録していただけます。
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■質問2: 源泉徴収税も取引情報として登録が必要だと思っているのですが、その場合はどのように登録すればいいのでしょうか。
・源泉徴収税を取引情報として登録するには、以下のように仕訳を追加します。借方に「源泉徴収税」を勘定科目として登録し、金額は源泉徴収税額を入力します。貸方には「売掛金」などを使用し、源泉徴収税と報酬額を合算した金額を入力します。これにより、源泉徴収税の控除が明確に記録されます。
- 回答日:2025/02/21
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事業用口座に源泉徴収税が差し引かれた報酬が振り込まれた場合、freee会計での適切な登録方法は以下のとおりです。
1. 同期された取引情報の確認と修正
銀行口座と同期された取引情報は、以下のようになっています。
借方:
勘定科目:同期している口座名
金額:報酬額(源泉徴収税が差し引かれた入金額)
貸方:
勘定科目:売上高
金額:報酬額(源泉徴収税が差し引かれた入金額)
このままでは、源泉徴収税が考慮されていないため、修正が必要です。
2. 源泉徴収税の登録方法
源泉徴収税を正しく反映させるため、以下の手順で取引を登録します。
手順1: 売上全額の未決済取引を登録する
1. [取引]メニューから[取引の一覧・登録]を選択します。
2. 「収入取引の登録」をクリックし、以下の情報を入力します。
収支:収入
決済:未決済
発生日:報酬の発生日
取引先:該当の取引先名
勘定科目:売上高
金額:源泉徴収前の報酬総額
3. 入力が完了したら、[保存]をクリックします。
手順2: 入金時に未決済取引を消し込み、源泉徴収税を登録する
1. [取引]メニューから[自動で経理]を選択し、該当の入金明細をクリックします。
2. [未決済取引の消し込み]タブを開き、「未決済取引を探す」から先ほど登録した取引を選択します。
3. 「差額を調整」をクリックし、以下の情報を入力します。
勘定科目:事業主貸
金額:源泉徴収税額
品目(任意):源泉所得税
4. 入力内容を確認し、[登録]をクリックします。
これにより、源泉徴収税が適切に反映された取引登録が完了します。
- 回答日:2024/12/02
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申し訳ありません、確認が遅くなってしまいました、、、
詳細な手順の説明ありがとうございます。こちらに従って取引情報を登録できたのですが、その場合に[自動で経理]の一覧では[未決済取引の消込]という登録状態(?)が表示されています。他だと[取引登録]と表示されていて違いがあります。このような違いが出ているのですが、それ自体はとくに問題はないのでしょうか。
投稿日:2025/02/05
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