勘定科目について
AがB(質問者)に対して借金があり
Aの収入を借金のカタで、一度Bの口座に入るようにしています。
全額Aの収入で、そこから毎月返済分を引いたものを渡しているのですが、
預り金として処理すればいいのでしょうか?
AがBに対して借金をしており、その返済をAの収入から直接処理する場合、以下のように考えます。
仕訳方法と勘定科目の選択
1. Aの収入がBの口座に入金された時点
- これは、AがBに一時的に預けたお金と考えることができます。そのため、「預り金」として処理するのが適切です。
借方:普通預金 XXX円
貸方:預り金 XXX円
2. 借金返済分を引いた残額をAに渡す時点
- 返済分を「貸付金」から減額し、残額をAに返金します。
借方:預り金 XXX円
貸方:貸付金 YYY円(返済分)
貸方:普通預金(Aへの返金分)ZZZ円
- 計算:
- XXX円(入金額) = YYY円(返済額) + ZZZ円(Aへの返金額)
3. 注意点
- 「預り金」は一時的な勘定科目であり、最終的に返済や精算が行われることで残高がゼロになるのが一般的です。
- 貸付金は、貸した金額から返済金額を引いた残高を常に正確に記録してください。
勘定科目を「預り金」にする理由
- Aの収入全額が一時的にBの口座を通過しているだけであり、Bのものではないため「預り金」として扱います。
- これにより、Bが「収益」として認識することを防ぎます。
- 回答日:2024/12/06
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