昨年の仮受金を今年の売上と相殺する方法
昨年末に取引先から21945円(22000円の手数料55円引き)の過入金がありました。取引先に言うと次回の工事で相殺してほしいと言われ今年4月に同額(22000円)の工事を請け、請求書を提出し、その際入金はありませんでした。
確定申告の際には21945円を仮受金で仕分けしました。
4月の工事でも請求書を作成しているため、未入金のまま売掛金がある状態です。
仮受金の項目から数字をいじるものなのか(昨年分の確定申告で締めているため過去にさかのぼって数字をいじって良いものか)
請求書の売掛金から数字をいじるものなのか
そもそも違うやり方なのか、ソフトの使い方からわからず悩んでおります。
どうかご回答のほどよろしくお願い致します。
ご質問者様の会計帳簿の仕訳内容を推定して、回答致します。
【昨年度】12月末の会計処理
事業主口座21,945円 / 仮受金21,945円 ← 過入金部分
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【当年度】4月の会計処理
売掛金20,000円 / 売上20,000円 ← 4月の工事請求書より
↓
【当年度】4月の相殺すべき会計処理
仮受金21,945円 / 売掛金20,000円
手数料 55円 /
昨年度に計上した仮受金残高は、当年度に繰越されますので、数字をいじるというより当年度で相殺仕訳を会計ソフトへ入力し、適正な会計処理に改めるとご理解下さい。
最終的に、昨年度から繰越された仮受金残高も当年度で相殺されて0円
当年度の売掛金残高も相殺されて0円となり、当年度の売上高20,000円と手数料55円が会計帳簿上の損益に反映されます。
- 回答日:2024/12/10
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仮受金と売掛金を相殺する方法についてですが、基本的に過去の会計データを変更することは避けるべきです。昨年分の確定申告が締められているため、過去の数字をいじるのは望ましくありません。代わりに、今年の会計処理で相殺を行う方法が適切です。
具体的な方法としては以下の通りです。
1. 昨年の過入金(仮受金)の処理
- 昨年の過入金を「仮受金」として仕訳しているので、今年の請求書発行時に、この仮受金を解消する仕訳を行います。
2. 今年の仕訳
- 仮受金の解消
まず、昨年の仮受金を解消します。今年の工事の請求書で相殺を行うため、仮受金を引き当てます。
- 仕訳
(借方) 仮受金 21,945円
(貸方) 売掛金 21,945円
これにより、仮受金が解消され、売掛金として記録されます。
3. 売掛金の管理
- その後、請求書が発行されているため、未入金の売掛金として記録しておきます。入金があった段階で、売掛金を現金または預金に振り替えます。
重要なポイント
- 昨年の確定申告が締められているため、過去の数字を変更することは避け、今年の会計で仮受金と売掛金の相殺を行う方法が適切です。
- 仮受金と売掛金を相殺する際には、必ず両方の勘定科目を正しく処理し、相殺後は売掛金として処理を進めることが必要です。
- 回答日:2024/12/10
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