定期券代の按分計上について
会社員として働きながら個人事業主としても活動しています。
会社の最寄り駅と個人事業主としてのクライアントの最寄り駅が同じA駅なのですが、会社からは出勤日数に応じて月額16,000円の交通費が支給されています。一方、個人事業主としての業務でクライアントに往訪するために月額6,000円かかっています。
ここで、自宅の最寄り駅とA駅の間の定期券代が月額20,000円の場合、定期券を購入したほうが総支払額が減らせるので、定期券を購入したいと考えているのですが、この場合、
①20,000円ー16,000円=4,000円を経費として計上する
②6,000円÷(16,000円+6,000円)=27.2%相当額を経費として計上する
③経費として計上できない
のどれが妥当な考え方なのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
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■ 質問への回答
会社員としての交通費が支給されている場合、その一部を個人事業主としての経費として計上することは慎重に行う必要があります。あなたの場合、以下が考えられます。
・自宅からA駅までの定期券代20,000円のうち、会社から支給される交通費が16,000円であるため、残りの4,000円は自費負担となります。
・個人事業主としての業務でかかる交通費6,000円は、個人事業主としての経費として計上可能です。
したがって、個人事業主としての経費として計上する額は、定期券代自費負担分4,000円とクライアント訪問にかかる6,000円の合計10,000円が妥当です。
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✓ 仕訳としては、「交通費10,000円を経費として計上する」ことになります。
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このようにして、正確な経費計上を行うことが可能です。
- 回答日:2025/02/21
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