輸入の仕入計上タイミングと金額について
仕入計上について
弊社は今まで輸入をした際、仕入計上を支払したタイミングで行い、
支払と入荷のタイミングが決算をまたぐ場合は、前渡金を使い振替伝票を作成しておりました。
しかし、販売管理側で仕入伝票を入力した金額を特に精査せず会計の仕訳時にその金額で仕入計上していることが多く、入荷していないのに当期の仕入として計上してしまっているものが一部発覚したため、運用を見直そうかと考えております。
本来であれば、入荷時に仕入計上をするのが適切であるかと思いますが、この方法だと入荷時の仕入単価をどのように設定すれば適切であるのかがわかりません。
なにゆえ中小で小さな会社であるため、あまり細かい作業はやってられないのが正直なところです。最近は為替変動も激しいので本来の仕入価格(支払時のレート計算)で入力したほうが、乖離が少なくなるため、前者の方法で決算時に入荷の付け合わせをしっかり行うことでカバーできればそれでいいのかなと思ったりもします。
また、口座にドルは用意していないので、送金時に円からドルに変換し送っています。
拙い文章ですが、アドバイスいただければ幸いです。
輸入仕入の計上タイミングは、入荷時に計上する方法が原則的に適切です。ただし、中小企業で効率を重視する場合、支払時の為替レートで計上し、決算時に入荷の付け合わせを行う運用も現実的です。この場合、仕入計上額を支払時の為替レートに基づく金額とし、決算時に未入荷分を前渡金として整理する方法を採用します。入荷時の為替レート変動の影響を避け、計算の手間を軽減できます。運用変更後は、仕入計上のルールを明確化し、販売管理側と会計側で整合性を保つ仕組みを整えることが重要です。
- 回答日:2024/12/20
- この回答が役にたった:1
- この回答が役にたった
丁寧・安心・誠実がモットー、全国対応の【ふじみよし会計事務所】が、心をこめてご回答いたします。初回30分無料相談は050-1722-9518までお電話ください。
-
■仕入計上の適切な方法について
-
仕入計上は、通常、入荷時に行うのが適切です。入荷時の仕入単価は、為替変動を考慮し、支払時のレートを使用することで乖離を少なくできます。
-
・入荷時に仕入を計上
・支払時の為替レートで単価設定
-
前渡金の処理を活用し、決算時に入荷の付け合わせを行うことで、正確な計上が可能です。送金時には円からドルに変換しているとのことですので、その際のレートを活用して仕訳を行うと良いでしょう。
- 回答日:2025/02/20
- この回答が役にたった:0
- この回答が役にたった