委託販売の仕訳について
材料を仕入れて、その材料を使用しハンドメイドで製作をし、その製品を販売している青色申告の個人事業主です。
小規模で、作業のすべてを一人で手作業で行っており、仕入れる材料の額や作品1点にかかる費用もかなり小さいです。
現在、小規模個人事業主ですが、製造業として申請を続けております。
材料仕入時にその都度材料の仕入れ額を、「材料仕入高」に計上し、
12月に最終的に余った完成品を「製品」、残った材料を「材料」として棚卸しています。
また、以前こちらのサイトで質問した際、「取引規模が大きくない為、重要性が低いのではないか」と回答をいただいた為、製品を製造したとき(材料からハンドメイド品が完成した時) 「材料」→「製品」の振り替えを行う仕訳は行っておりません。
そこで1点質問なのですが、現在委託で製品を販売していただいています。
(当方が委託者です)その際の仕訳についてです。
委託商品を発送時に
借方 積送品 / 貸方 **
と仕訳するかと思いますが、**の勘定項目を「製品」にするのかと思ったのですが正しいでしょうか。
しかし、先ほども記載したように製品が完成した段階で「材料」→「製品」の振り替えを行う仕訳を行っておりませんので「製品」に金額(残高?)がありません。
まず先に「材料仕入高」から「製品」に振り替える仕訳をしなければならないでしょうか?
でも普段の完成品を振替えていないのに委託の完成品だけを「製品」に切り替えるのは変ではないか…
それとも**をそもそも「材料仕入高」にすれば良いのか…
などわからなくなってしまいました。
知識も乏しく、調べてもよくわからない為、大変お手数ですが
ご回答いただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。
委託販売の場合、製品を「製品」として振り替える必要はありますが、そのためにはまず製品に関する勘定科目を整理する必要があります。現在、製品を作った段階で「材料」から「製品」への振替を行っていないとのことですが、委託販売する製品も完成品として扱うため、最初に「材料仕入高」から「製品」への振替を行うべきです。これにより、「積送品」の振替がスムーズに行えます。委託販売商品については「製品」を使用し、発送時に「積送品」勘定に振り替えます。通常の完成品を振り替えていない状況でも、委託販売品については「製品」に金額を振り替えるのが適切です。
- 回答日:2024/12/23
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ご回答いただきありがとうございます。大変参考になりました。
委託品納品の為に制作している製品が、すべて完成した日にまず、材料仕入高から製品へ振り替えをして、発送日は製品に移動した金額から積送品へ振り替えるで問題ないでしょうか?投稿日:2024/12/24
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委託販売の際の仕訳についてですが、確かに通常「製品」勘定を用いることが一般的です。しかし、あなたのケースでは製品に振り替えを行っていないため、そのまま「材料仕入高」を使用することも考えられます。
・委託商品を発送する際の仕訳例としては以下のようになります。
借方 積送品 / 貸方 材料仕入高
この方法であれば、既存の会計処理と一貫性を保つことができます。
- 回答日:2025/02/21
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