預かった修繕費の会計処理について
グループホームの会計処理について質問です。
当施設の利用者様が先月退去されたのですが床の損傷が酷く張り替えとなりました。入居時の契約の通り利用者様に全額負担していただく形になり、金額が確定した段階でご本人にお伝えしお預かりしておりました。そのまま現金を預かっておけば良かったのですが行き違いで12月末日に現金を全て口座に入金してしまい、その後の処理に悩んでいます。
11月20日…修理代5万円と確定し、ご本人から5万円受け取る。
12月末日…他現金と一緒に口座に一括入金。
1月6日…支払い等のため口座より20万円引出し。
1月10日…正式な請求書が施設宛に届き6日に引出した現金から5万円支払い。
上記の会計上での処理をご教授願いたいです。
その他、こういう場合はどう対処するのが会計をする上で正解なのか(単純に口座入金がなければもっと単純だったのか?)等あれば教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
以下の仕訳処理を行います。
1. 11月20日(預り金の発生)
「現金」5万円を増加、「預り金」5万円を負債として計上。
2. 12月末日(口座入金)
「現金」から「普通預金」に振替。金額5万円。
3. 1月6日(現金引出)
「普通預金」20万円を減少、「現金」20万円を増加。
4. 1月10日(修繕費支払い)
「現金」5万円を減少、「預り金」5万円を減少(精算)。
適切な対処法
修繕費用を預かる際は、預り金として管理し、入金・支出の流れを把握しやすくするため預金口座に区別するか記録を明確にしておくのが理想的です。
- 回答日:2025/01/13
- この回答が役にたった:1
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■ グループホームの会計処理について
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・11月20日
利用者様から修理代として5万円を受け取った際は、以下の仕訳を行います。
現金(資産)5万円 / 預り金(負債)5万円
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・12月末日
現金を口座に入金した際は、以下の仕訳を行います。
普通預金(資産)5万円 / 現金(資産)5万円
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・1月6日
口座から20万円を引き出した際の仕訳は以下の通りです。
現金(資産)20万円 / 普通預金(資産)20万円
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・1月10日
修理代を支払った際は、以下の仕訳を行います。
預り金(負債)5万円 / 現金(資産)5万円
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このように、預り金を適切に管理し、利用者様からの預かり金と実際の支払いを区別することが重要です。
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口座への入金がなければ、預かり金として現金で保管し、そのまま支払いに充てる形が最も単純です。しかし、口座入金が行われた場合でも、上記のように仕訳を行うことで帳簿を正確に保つことができます。
- 回答日:2025/04/04
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想定される仕訳を記載します。
なお、現金でも銀行預金でもあまり変わりはありません。
11月20日…修理代5万円と確定し、ご本人から5万円受け取る。
←借方 現金 50,000 / 仮受金または預り金 50,000
12月末日…他現金と一緒に口座に一括入金。
←借方 現金及び預金 50,000 / 現金 50,000
1月6日…支払い等のため口座より20万円引出し。
←借方 現金 200,000 / 現金及び預金 200,000
1月10日…正式な請求書が施設宛に届き6日に引出した現金から5万円支払い。
←借方 修繕費 50,000 / 現金 50,000
- 回答日:2025/01/14
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