メルカリなどフリマアプリの売上金の考え方と売上計上のタイミングについて
メルカリなどのフリマアプリで商品を購入されたときの売上金と売上計上のタイミングについてお伺いします。
質問は2点あります。
1.【売上計上のタイミングについて】
メルカリなどでは商品が購入された後、商品の発送、商品の到着後、商品を確認してもらったあとで、購入者が受取ボタンを押し、こちらも同意したタイミングで取引が確定します。
ですので、私の場合このタイミングで売上の計上をしています。
理由としては、「一定期間、商品に保証を付けている」ので、まれにキャンセル返品して取引が成立しないときもあるからです。
この考え方で売上計上しても問題ないのかが知りたいです。
2.【売上金の考え方】
メルカリでは商品価格に対して、10%の販売手数料と送料を差し引いた金額が、自分のメルカリ残高として売上計上されます。
例:
・商品価格:40000円
・販売手数料:4000円
・送料:1050
・売上金:34950円
この場合の売上としての記帳は、商品価格40000円が妥当なのでしょうか?
それとも、売上金としてメルペイ残高に売上金として追加される34950円になるのでしょうか?
ちなみに、販売手数料と送料についてはメルカリ側で操作されるので、こちら側では一切操作できない状態です。
どちらが売上として妥当なのか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
1.【売上計上のタイミング】
受取評価後の確定時点で売上計上する考え方は妥当です。実現主義に基づき、返品リスクがなくなった時点で計上するのは合理的です。
2.【売上金の考え方】
売上は商品価格(40,000円)で計上し、販売手数料4,000円と送料1,050円は経費として処理するのが適切です。
- 回答日:2025/02/25
- この回答が役にたった:1
ありがとうございます。参考になりましたm(_ _)m
投稿日:2025/02/26
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■売上計上のタイミングについて
メルカリなどのフリマアプリにおける売上計上のタイミングは、取引が確定したタイミング、すなわち購入者が受取ボタンを押し、こちらも同意した時点で行うことが一般的です。これは、キャンセルや返品の可能性があるため、取引が完全に確定した時点で売上を計上する方が適切です。
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■売上金の考え方
売上として計上する金額は、商品価格全体である40000円が妥当です。販売手数料や送料は経費として処理されるべきであり、売上として計上する金額からこれらの費用を差し引くのではなく、総額で売上を計上し、その後に経費として控除します。
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・例示された場合の仕訳は以下のようになります。
商品価格40000円を売上として記帳し、販売手数料4000円と送料1050円を経費として別途記帳します。その結果、売上金としてメルペイ残高に追加される金額は34950円になります。
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この方法で記帳することで、正確な売上と費用の把握が可能になります。
- 回答日:2025/05/07
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