複式帳簿の勘定科目(元入金、前払費用、長期前払費用?など)について
*状況
個人事業主で会計ソフト使用
開業時より複式帳簿入力や確定申告など手探りで進め、今回、色々とミスに気づき、帳簿の整理を検討
そこで以下について疑問があり、ご教示いただけますと幸いです。
①開業費としてプライベート資金で支払った費用はすべて元入金で計上すべきか?
②個人事業主
自宅兼事務所の家賃を家事按分し翌月分を前払い
家賃9万円で家事按分率は30%に設定、会計ソフトが自動処理
支払い:プライベート資金
短期前払用の特例は適用されるか?
適用の場合
令和4年12月29日
地代家賃 9万/事業主借 9万
それとも適用されず
令和4年12月26日
前払費用 9万/事業主借 9万
令和5年1月31日
地代家賃 9万/前払費用 9万
と毎月記帳なのか?
以下は、それぞれ合っていますでしょうか?
③開業前購入、50万の半永久的な買い切り型オンライン講座
令和4年6月5日
開業費 50万/事業主借(もしくは元入金?) 50万
④開業後購入、15万の半永久的な買い切り型オンライン講座
令和6年10月15日
研修費 15万/事業主借 15万
⑤開業後購入、3か月後開始の120万の6か月のオンライン講座
*購入日:令和6年12月24日
*期間:令和7年3月6日〜令和7年8月5日
令和6年12月24日
前払費用 120万/普通預金 120万
令和7年3月31日
研修費 20万前払費用 20万
令和7年4月30日
研修費 20万/前払費用 20万
↓
↓
令和7年8月31日
研修費 20万/前払費用 20万
⑥開業後購入、24万の1年のオンライン講座
*購入日:令和7年2月24日
*期間:令和7年2月24日〜令和8年2月23日
令和7年2月24日
前払費用 24万/普通預金 24万
令和7年2月28日
研修費 2万/前払費用 2万
令和7年3月31日
研修費 2万/前払費用 2万
↓
↓
令和8年2月28日
研修費 2万/前払費用 2万
⑦開業後購入
60万の6か月+延長保証(講座費に含む)のオンライン講座
講座費分収入を得たら終了で終了時期が変わる
終了時期は未定
現在も受講中の講座
購入日:令和6年2月8日
支払い:普通預金
こちらはどのようにしたら良いのでしょうか?
どうか、よろしくお願いいたします。
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■開業費としてプライベート資金で支払った費用
・開業費として支払った費用は、まず元入金として計上します。
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■短期前払用の特例の適用
・短期前払費用の特例は、支払った期間が1年以内である場合に適用されます。自宅兼事務所の家賃を前払いした場合、1年以内であれば短期前払費用の特例が適用され、地代家賃として直接処理可能です。
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■開業前購入のオンライン講座
・50万の半永久的な買い切り型オンライン講座は、開業費として計上し、事業主借として記帳します。
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■開業後購入のオンライン講座(15万)
・開業後購入の15万のオンライン講座は、研修費として計上し、事業主借として記帳します。
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■開業後購入のオンライン講座(120万)
・この講座は、前払費用として計上し、利用期間に応じて研修費として振り替えます。毎月の研修費の計上は正しいです。
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■開業後購入のオンライン講座(24万)
・この講座も同様に、前払費用として計上し、利用期間に応じて研修費として月次で振り替えます。
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■開業後購入のオンライン講座(60万)
・購入日が令和6年2月8日で、講座終了時期が未定の場合、前払費用として計上し、期間に応じて研修費として振り替えます。終了時期が確定した際に、適切な会計処理を行います。
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どうか、よろしくお願いいたします。
- 回答日:2025/05/13
- この回答が役にたった:1
丁寧にお答えいただきありがとうございます。
投稿日:2025/05/13