支払調書の読み方御指導ください
士業を営む個人事業主です。ここでは〇〇士とします。所属する〇〇士会から報酬を得ました。
①国家資格試験の試験監督をして、現金19,000円を受け取りました。
②支部の役員であったことから、手当として現金10,000円を受け取りました。
年が明けて1月、所属する〇〇士会から、1枚にまとめられた「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」が発行されました。
以下、調書の区分、細目、支払金額、源泉徴収税額の順です。※印は、欄内に「内」と記載されています。また、摘要欄に「税込金額」と記載されています。
①〇〇士報酬 (〇〇士試験監督員) ※19,409円 ※409円
②〇〇士報酬 (支部役員報酬) 11,137円 1,137円
ここで質問です。
②の源泉徴収額が10.21%は理解できるのですが、①については、具体的にどのような内訳になるのでしょうか?
また、摘要欄に税込金額とあるのは、例えば②の場合、税抜の報酬金額10,125円、仮受消費税額1,012円という理解で合っていますか?
💡法人決算申告の単発依頼は15万円~(4月決算残り2枠、5月決算残り3枠)💡法人顧問2万円~、個人顧問1万円~ 埼玉県ふじみ野市の会計事務所
- 認定アドバイザー
- 埼玉県
税理士(登録番号: 150146), 公認会計士(登録番号: 32993)
丁寧・安心・誠実がモットー、全国対応の【ふじみよし会計事務所】が、心をこめてご回答いたします。初回30分無料相談は050-1722-9518までお電話ください。
---
■①についての源泉徴収額の内訳
試験監督員としての報酬19,409円は、税込金額です。この金額には消費税が含まれています。
・仮受消費税額は、19,409円 ÷ 1.1(消費税率10%で割る)= 17,645円(税抜報酬金額)
・消費税額は、19,409円 - 17,645円 = 1,764円
したがって、源泉徴収税額409円は税抜報酬金額17,645円に対して課されたものです。
---
■②についての税込金額の解釈
②の支部役員報酬について、税込金額として11,137円が示されています。
・税抜の報酬金額は、11,137円 ÷ 1.1(消費税率10%で割る)= 10,125円
・仮受消費税額は、11,137円 - 10,125円 = 1,012円
このように、報酬金額が税込で記載されている場合、消費税を分けて考える必要があります。
- 回答日:2025/05/27
- この回答が役にたった:0
御回答ありがとうございます。
その後、自分で調べまして、①については、手取り額(その場で現金支給)が19,000円でしたから、小銭の用意をしなくて済むように、報酬額を19,409円として日額表から源泉額を算出したと思います。
②についても同様で、現金支給額が10,000円丁度になるように、報酬額を11,137円とし、こちらは日当ではないので、報酬の10.21%である1,137円を源泉したと思います。
以上の考察から、手取り19,000円、10,000円の謎が解けたと解釈しておりました。いかがですか?
投稿日:2025/05/27