出前館などのデリバリーサイト利用について
会計ソフト【フリー】を使用しています。
デリバリーサイトを利用していて販売手数料として売上の半分近くを支払っています。
例えば、100万売上高のうち40万支払い手数料、と言った感じです。
それなのに、
会計ソフトの損益計算書を見たら、
100万に対しての売上原価や売上総利益になっています。
手元に入ってくる金額との誤差が大きすぎておかしな比率になっています。
勘定科目が間違えているのでしょうか。それとも、自分で引き算しながら計算しないと正しい数字は出て来ないのでしょうか。
勘定科目は【販売手数料】を使っています。
よろしくお願い致します
ご質問内容の確認ですが、以下の内容であっていますでしょうか?
・質問者様は飲食店などを経営している。
・デリバリーサイトを利用していて販売手数料として例えば100万の売上のうち40万くらいを手数料として支払っている。(単純な手取りは60万円)
もし上記の状況であれば「販売手数料」という勘定科目の表示箇所を確認してください。freee会計ホーム画面>マスタ・口座>勘定科目>販売手数料をクリックしてください。そこで「勘定科目のカテゴリ」が「当期商品仕入(売上原価)」なのか「販売管理費」なのかをご確認ください。
このとき、販売手数料40万円について、売上原価と考えるか、販売管理費と考えるかによって損益計算書上での表示箇所がかわります。
売上原価(材料仕入と同様にデリバリー手数料が販売のために必須)と考えるならば売上原価の項目として仕入高+販売手数料40万円を計上することになるので、売上総利益は100万円から仕入原価と販売手数料40万円を引いた残額となります。
デリバリー手数料を売上原価ではなく販売管理費と考えるのであれば売上総利益は売上から仕入原価を引いた金額となり、販売管理費(水道光熱費や広告宣伝費、消耗品費など)の内訳として販売手数料40万円を計上します。
売上原価とするか、販売費とするか、いずれの方法にする場合によっても損益計算書上の営業利益以下の利益(経常利益、税引き前利益)は変わりません。
損益計算書の損益の金額と、手元に入ってくる金額は必ずしも一致しません(電子決済などの入出金サイクル等もあるため)が、まずは上記をご確認ください。
- 回答日:2025/04/26
- この回答が役にたった:3
早速の返答ありがとうございます。
こちらを参考に、勘定科目のカテゴリーを調べたところ、
【経費】となっておりました。
そして、その部分は変更できなさそうです。
フリー会計のほうに連絡し、変更方法を聞いてみたいと思います。この販売手数料を含めた金額が1000万超えると翌々年から課税になってしまう、で合ってますでしょうか。
投稿日:2025/04/27
大変わかりやすくありがとうございました!
投稿日:2025/04/27
>この販売手数料を含めた金額が1000万超えると翌々年から課税になってしまう、で合ってますでしょうか。
→正確には課税売上高といって、課税対象の収入が1,000万円以上となると翌々年は消費税の課税事業者となります。受け取る販売手数料のほか、事業用資産の売却なども課税売上高に含まれますのでご注意ください。
- 回答日:2025/04/27
- この回答が役にたった:2