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集金代行の現金一部が売り上げになる場合の仕訳方法

    自営でA社と業務委託にあり、A社のエンドユーザー宅で工事業務を行っております。
    集金業務も含まれており、エンドユーザーから頂いた料金の一部を月に2度A社に振り込み、翌月に売上取り分から集金代行残額が弊社取り分としてA社から振り込まれてきます。
    <例>
    ①100,000円集金代行(弊社取り分80,000円)
    ②集金代行一部の40,000円A社に振込
    ③集金代行残額60,000円から取り分80,000円を引いた額(20,000円)翌月売り上げとして振り込まれる

    この場合の仕訳をご教授いただけないでしょうか

    なぜ、このような資金のやり取りになるかについては、違和感はありますが、仕訳は以下と考えます。

    借方 現金及び預金 100,000 / 貸方 売上高 80,000
                       預り金 20,000

    借方 仮払金 20,000 / 現金及び預金 40,000
       預り金 20,000

    借方 現金及び預金 20,000 / 仮払金 20,000

    • 回答日:2025/05/04
    • この回答が役にたった:0

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    後藤隆一税理士・公認会計士事務所

    後藤隆一税理士・公認会計士事務所

    • 認定アドバイザー評価ランク1
    • 愛知県

    税理士(登録番号: 136817), 公認会計士(登録番号: 29085)

    エンドユーザーから工事代金 ¥100,000 を現金で集金した時

    (借方) 現金 ¥100,000 / (貸方) 売上 ¥80,000
    (借方) (空欄) / (貸方) 預り金 ¥20,000
    解説: 売上 ¥80,000 を計上し、A社に支払うべき差額 ¥20,000 を預り金(負債)として計上します。現金が ¥100,000 増えます。

    集金した代金の一部 ¥40,000 をA社に振り込んだ時
    (借方) 預り金 ¥20,000 / (貸方) 普通預金 ¥40,000
    (借方) 立替金 or 仮払金 ¥20,000 / (貸方) (空欄)
    解説: A社に支払うべき預り金 ¥20,000 を取り崩します。しかし、実際に支払ったのは ¥40,000 なので、差額 ¥20,000 は一時的に貴社が立て替えた(または仮払いした)形になります。ここでは「立替金」または「仮払金」を使います。(最終的にA社から入金される金額と相殺されます)。普通預金が ¥40,000 減ります。
    翌月、A社から売上精算額 ¥20,000 が振り込まれた時

    (借方) 普通預金 ¥20,000 / (貸方) 立替金 or 仮払金 ¥20,000
    解説: A社からの入金により、先に計上した立替金(または仮払金)を取り崩します。普通預金が ¥20,000 増えます。

    • 回答日:2025/05/03
    • この回答が役にたった:0

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