マイナス請求書の仕訳計上について
取引先A社の請求書がマイナス表記でした(返品などの理由により)その際の売上の仕訳を教えてください。
請求書 -100
①売上/売掛金 100
②売掛金/売上 -100
掛払でマイナス分は次月分と相殺されるようになっています。
詳しい方よろしくお願いします。
正しい仕訳
この場合、売上の取り消しとして処理します。仕訳は次のようになります。
(借方)売上高 100 / (貸方)売掛金 100
解説
* 売上高(借方): 返品によって売上が減少したため、売上高勘定を減らすために借方に記入します。
* 売掛金(貸方): 取引先A社からの回収額が減少したため、売掛金勘定も減らすために貸方に記入します。
この仕訳により、以前計上した売上が適切に減額され、同時に売掛金も減少します。これにより、翌月の請求で相殺される金額が正しく帳簿に反映されます。
会計処理においては、マイナスの金額で仕訳をすることはなく、減少させる勘定科目の借方・貸方を逆にして処理すると覚えておくと良いでしょう。
- 回答日:2025/06/07
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回答した税理士
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