雇用保険の概算保険料を支払った時の処理について
free会計とfree人事労務を利用していて連携しています。
本日雇用保険の概算保険料の支払いをしましたがどのように入力すればよいですか?
〇概算でも事業主と従業員で分けて入力するのか。それとも支払った金額をそのまま入力して良いのか。
〇勘定科目は何になるのか。
〇建設業だと割合などの関係ででfreeには当てはまらないと説明に書いてあったので
そのあたりはどうしたらよいですか。
その他気を付ける事などあったらお願いいたします。
① 金額の分け方:
支払金額には「会社負担分」と「従業員負担分」が含まれています。freee人事労務と連携していれば、従業員負担分は給与処理時に「預り金」として処理されているはずなので、支払い時は「会社負担分」と「預り金の精算分」に分けて入力する必要があります。
② 勘定科目
会社負担分 → 「法定福利費」
従業員負担分 → 「預り金」のマイナス(精算)
③ 建設業の場合
業種ごとに保険料率や負担割合が異なり、freeeでは一律の設定ができない場合があります。この場合は、支払通知書などで実際の負担割合を確認し、仕訳を手動で調整してください。プロジェクト別や工事別に負担割合を把握したい場合は、メモタグや部門管理の活用が有効です。
④ その他注意点
支払内容に「労災保険」分も含まれる場合は、そちらは「福利厚生費」ではなく「法定福利費」や別科目で分けましょう。
雇用保険料の年度更新(精算)は後日行うため、概算と確定に差額が出ることがあります。その際は追加支払・還付として処理します。
- 回答日:2025/06/16
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