店舗家賃について
店舗兼住宅を所有している個人なのですが、店舗部分で今まで個人事業主で美容室をしておりました。今年の2月からその美容業を法人にして、個人として店舗家賃を法人から得ている状況です。その際店舗部分の光熱費は毎月家事按分して、店舗部分の費用を法人に請求する形かと思うのですが、毎月その計算をするのが少し手間なので、今まで個人事業主時代に家事按分して事業分として計上していた光熱費の平均値を毎月定額家賃に上乗せして法人に請求する形はアリでしょうか?もちろん法人と書面でその旨を合意した上での話です。
1~3年程度で定期的に見直して、実態との乖離が大きくなければ、
継続的に行うことで、税務調査でも認められるかと思います。
- 回答日:2025/07/17
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回答した税理士
🌟Empower Your Dreams🌟【起業から上場まで変えられる未来に伴走します】公認会計士長南会計事務所
- 認定アドバイザー
- 東京都
税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
回答者についてくわしく知る法人と個人との間で、店舗部分の光熱費について「定額で家賃に上乗せする」旨を明確に合意し、賃貸借契約書や覚書等で書面化しておけば、法人側でも経費として処理可能です。税務上も、実態に即した合理的な按分計算に基づく定額請求であれば、特段問題はありません。ただし、毎年1回程度は実際の光熱費と請求額が大きく乖離していないか確認することが望ましいです。万一乖離が大きいと、税務調査で否認されるリスクがあります。また、消費税の取扱いにも注意が必要で、課税事業者であれば請求金額に消費税を上乗せする必要があります。定額化は事務負担軽減に有効ですが、合理性と透明性を確保することが重要です。
- 回答日:2025/07/16
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