店舗ビジネス開業時の物件取得費用に関して - 個人事業主
パーソナルジムを10月に開業予定でして、現在融資審査中になります。
しかし物件取得費用(賃貸)の敷金・礼金・仲介手数料・火災保険等を今月中に支払う必要がありまして自己資金で立て替える予定です。
その場合、融資がおりた際の会計処理はどのようにすればよろしいでしょうか。(開業費になりますでしょうか。勘定科目等も含めご教示いただけますと幸いです)
開業前に支払う敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料等は、いずれも「開業のために直接必要となる費用」として処理します。敷金は退去時に返還される性質があるため「差入保証金(資産)」として計上します。礼金・仲介手数料は資産性がなく費用処理となりますが、開業前に支払ったものは「開業費(繰延資産)」に計上し、開業後に数年で償却していく方法が一般的です。火災保険料も保険期間が1年超であれば「前払費用」として処理し、期間按分して費用化します。なお、自己資金で立替えた後に融資が入金された場合は、「事業主借」で処理しておき、融資金で補填した際に振替仕訳を行えば問題ありません。つまり、勘定科目としては「差入保証金」「開業費」「前払費用」「事業主借」が中心となります。
- 回答日:2025/08/21
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◎開業費とは?認められる経費と帳簿の付け方や節税方法を解説 | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/range/
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ご参考になれば幸いです。
(2025年8月22日の情報などをもとに回答しました。)
- 回答日:2025/08/22
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