収益認識について
ベンチャー企業で長納期品で高額商品を製造販売しております。
これから製造がはじまることになりますが、収益認識基準に則ると、完成ベースでの売上計上することを推奨されるかと思います。
類似業種のベンチャーは、進捗率にあわせて計上しているのでしょうか?できたら進捗率で収益認識したいと思っています。
ご教示の程、よろしくお願いいたします。
収益認識に関する会計基準は、原則1契約ごとに契約の性質等を考慮し収益認識時点を判断してくことになります。
従って、貴社の全ての取引について収益認識時点を一律で決めるということではなく、契約ごとに決まることになりますので、ご質問の取引の収益認識時点は当該取引の契約内容次第ということになります。
ただし、長期の請負契約の場合には進捗率に応じて収益を認識していくことが多いとは思います。
収益認識に関する会計基準へ対応するにはまずは貴社の取引を一覧化し、類似契約ごとにグループ化した上で、契約内容(商慣行を含む)を基準に当てはめてグループごとに検討していく必要があります。
弊社は上場企業の収益認識基準対応コンサルの実績もございますので、ご興味があれば是非ご連絡ください!
- 回答日:2021/09/08
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- 認定アドバイザー
- 静岡県
税理士(登録番号: 120363), 公認会計士(登録番号: 16849)
ベンチャー企業にもよるかと思いますが、一般的には、完成基準ですね。
進行基準で認識する分には、所得が先になりますので、その分の納税資金が準備できるか?ということになります。
上場を目指すなら、進行基準を適用するというのは、ありだと思います。
進行基準のほうが業績見やすいですからね。
あとは、フェーズごとに請求をして、売り上げを立てていくという方法もありますね。
- 回答日:2021/09/18
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