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開業費にならない経費の計上について

お世話になります。
会計freeeを使い始めて、開業費を入力しました。
ただ、開業費にならない開業前の仕入れ代金はどこに入力すればよいのかが分かりません。今のところ、開業後に入力している取引登録のところで入力してしていて、発生日は開業日前の日付で、
借方科目は仕入れ、貸方科目はプライベート資金を選択しています。これだと何か違ってしまっていますか?
仕訳としては、借方科目の方が仕入れとなり、貸方科目が元入金となると思うのですが、
取引登録画面で貸方科目を選択する際、「元入金」というものがでてこなく、現金・口座・プライベート資金の選択しかできません。
どのようにすればよろしいでしょうか。
教えていただけると幸いです。
よろしくお願い致します。

荒井会計事務所

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  • 認定アドバイザー評価ランク5
  • 群馬県

税理士(登録番号: 63578), 公認会計士(登録番号: 35025), 社労士(登録番号: 13120156), 行政書士(登録番号: 16140764), 中小企業診断士(登録番号: 421403)

回答へのコメントありがとうございます。
更新の日付ですが、[+更新]画面で更新日は任意で変更することができます。
更新の日付は修正できない仕様になっているので、正しく記載という観点ではいったん登録した更新を削除し、正しい日付で更新し直していただければと思います。

なお、2カ月のラグですが期中ということであれば、最終的な結果は変わらないと考えられますので、正しくという観点で気になるようでしたら修正いただければと思います。

  • 回答日:2021/09/12
  • この回答が役にたった:2
  • 荒井先生
    ありがとうございます。

    期中であれば問題ないとのことで安心しました。
    とりあえず、このまま登録して管理しようと思います。
    ありがとうございました!

    投稿日:2021/09/12

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はじめまして。
freee会計での入力方法について、ご案内します。
今回の入力について簿記の概念を理解いただいている方と思いますので、
簿記概念での入力方法とfreee会計特有の取引からの入力方法をご案内したいと思います。
 
①振替伝票形式での入力
確定申告メニューにある振替伝票(https://secure.freee.co.jp/manual_journals)を選択、表示します。
簿記の形式で入力します。
 
借方勘定科目/借方金額/貸方勘定科目/貸方金額/備考
仕入高   /500,000円/元入金/500,000円/開業前の仕入
 
なお、振替伝票の仕訳入力方法は、期末など特殊な仕訳を入力するのみに限って利用いただくことをおすすめします(freee会計では振替伝票の多用は原則推奨されていません)
 
②取引入力の方法での入力方法
(1)取引の登録
取引登録()画面を開きます。
発生日:開業日
決済:未決済
勘定科目:仕入高
金額:仕入れした金額
で取引を登録します。
(2)登録された取引画面を開き、取引の決済欄にある[+更新]を選択します。
更新する行を選択画面が表示されますので[+更新]を選択します。
(3)勘定科目:元入金
  金額:仕入れした金額を
入力し、保存を選択します。
 
上記2通りの方法がありますが、開業時にしか原則発生しない仕訳の登録方法ですので、①の振替伝票の入力の方が工数は少なく入力ができるかと思います。また②の更新機能は、アドバイザーの中でも正しく理解運用している方は少ないと推測される難易度の高い機能ですが、理解運用できるようになるととても便利な機能です。

  • 回答日:2021/09/11
  • この回答が役にたった:2
  • 荒井先生
    早急に、そしてご丁寧に返信いただきありがとうございます。
    ちなみに、②の方で進めてみているところなのですが、
    入力完了後に仕訳レビューを見て確認すると、
    更新日が本日の日付で記載されております。
    先に入力した発生日(開業日)と2ヶ月ほど差があるのですが、
    そちらは問題ないでしょうか?

    投稿日:2021/09/11

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スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

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開業前の仕入れ代金は「開業費」ではなく「繰延資産」にならないため、仕訳としては「借方:仕入れ / 貸方:元入金」で処理するのが正しいです。

会計freeeの取引登録では「元入金」が選択できないため、代わりに「プライベート資金(事業主借)」を使用して問題ありません。つまり、現在の入力方法 (借方:仕入れ / 貸方:プライベート資金) は適切です。

もし、開業前に事業用口座や現金で支払った場合は、それぞれ「銀行口座」や「現金」を貸方に設定してください。

  • 回答日:2025/02/16
  • この回答が役にたった:0
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✓ 会計freeeでの開業前の仕入れ代金の入力方法

開業前の仕入れは「開業費」ではなく「仕入」として処理し、資金の出どころに応じた貸方の処理が必要です。

1. 正しい仕訳(個人事業主の場合)
(例)開業前の仕入れ代金 50,000円を自己資金で支払った場合

借方:仕入 50,000円
貸方:元入金 50,000円

2. 会計freeeでの入力方法

✅ 「取引登録」画面で登録する場合
・ 取引内容:「仕入」
・ 発生日:実際の購入日(開業前の日付)
・ 勘定科目(借方):「仕入」
・ 勘定科目(貸方):「プライベート資金(事業主借)」 → これが「元入金」に相当

3. 「元入金」が選べない理由
freeeでは「元入金」という科目がないため、開業前の支払いは「プライベート資金(事業主借)」で処理します。開業時に「事業主借」として計上され、事業資金として反映されます。

✓ 結論
・ 記録方法としては正しく、貸方「プライベート資金(事業主借)」で問題なし
・ freeeでは「元入金」は表示されず、「プライベート資金(事業主借)」を選べばOK

  • 回答日:2025/02/09
  • この回答が役にたった:0
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