経理・記帳・仕訳に関する質問｜質問No.3510

説明が分かりにくい部分があり、申し訳ございません。
追加でご質問いただきありがとうございます。

仕訳を省略するというよりは、それぞれの仕訳が立つことによって相殺されるといった形になりますので、それぞれの取引が発生した時点の状態を正しく把握するためには複数の仕訳を立てるのが良いかと思います。
ただし、月内で売上の計上から入金まで完結しているのであれば省略しても問題はございません。

今回の例ですと
(借方)事業主貸10万円　／　(貸方)売上10万円
(借方)普通預金10万円　／　(貸方)事業主貸10万円

これらの仕訳をそれぞれの取引があった時点で立てると、結果として
(借方)普通預金10万円　／　(貸方)売上10万円
という正しい仕訳と同じ意味になる、というイメージでございます。

追加の質問に関しまして回答いたします。
【①】メルカリから私用口座への入金時：(借方)事業主貸8万円／(貸方)売掛金8万円
【②】私用口座から事業口座へ8万円入金時：(借方)普通預金8万円／(貸方)事業主貸8万円

この二つの同じ勘定科目を相殺すると：(借方)普通預金8万円／(貸方)売掛金8万円
となります。この場合、売掛金の残高が残ってしまいますので、ご質問者様のおっしゃる通り、
【①】は、(貸方)売掛金8万円ではなく、(貸方)売上8万円　が正しい仕訳と考えられます。

※ただし、上記①②の前に売上があがったことが判明した時点で　
(借方)売掛金10万円　／　(貸方)売上10万円　この仕訳を立てていた場合はご質問者様の①②の仕訳でも大丈夫です。

• 回答日：2022/06/29
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【御質問①】
メルカリからの入金時
(借方)事業主貸10万円／(貸方)売上10万円

私用口座から事業口座へ入金時
(借方)普通預金10万円／(貸方)事業主貸10万円

※貸方に事業主貸を持っていくことで借方の事業主貸と相殺され、二つの仕訳を合わせると以下の仕訳と同じ意味合いとなります。
(借方)普通預金10万円／(貸方)売上10万円

【御質問②】
メルカリで8万円売上時
(借方)売掛金8万円／(貸方)売上8万円

メルカリから私用口座への入金時
(借方)事業主貸8万円／(貸方)売掛金8万円

私用口座から事業口座へ8万円入金時
(借方)普通預金8万円／(貸方)事業主貸8万円

①と同様に、貸方借方の同じ科目が相殺され、最終的な仕訳が以下となります。
(借方)普通預金8万円／(貸方)売上8万円

プライベートな私物関連の売上は事業の収支に関係ありませんので、ご質問者様のご理解で大丈夫と思います。

• 回答日：2022/06/29
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