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事業所得と海外FXの2つの収入がある場合の確定申告について

事業所得と海外FXの収入がある場合、海外FXはどの様にfreee会計上で処理すればよいのでしょうか。

荒井会計事務所

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  • 認定アドバイザー評価ランク5
  • 群馬県

税理士(登録番号: 63578), 公認会計士(登録番号: 35025), 社労士(登録番号: 13120156), 行政書士(登録番号: 16140764), 中小企業診断士(登録番号: 421403)

はじめまして。
FXについては、事業規模ではなく雑所得という前提で回答いたします。
 
事業所得とは異なり、本業以外の収入(雑所得)については会計への記帳義務はないと考えられていることから、freee会計の取引への入力は原則必要ありません。しかし、freee会計に登録同期している事業用口座から入出金がある場合には、プライベート取引として(事業主貸または事業主借)で登録いただく必要があります。
確定申告の際にFX側のレポートを用意し、確定申告の際に利益金額を入力し申告を行っていただく方法になるかと考えられます。
 
以下にfreee会計の登録方法のFXにかかるナビページを用意しました。
ご参考に活用ください。
https://navi.freee.co.jp/scenes/98
(FXで収益があった freee取引入力ナビ)

  • 回答日:2021/09/24
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スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

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  • 認定アドバイザー評価ランク5
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税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

海外FXの収入は、基本的に「雑所得」として申告します。freee会計では、「その他の収入」カテゴリで「雑所得(FX)」を作成し、収益と経費を分けて記録すると管理しやすくなります。

処理方法は

収益の入力: 海外FXの利益は、決済時の円換算額を「収入」勘定で記録。
経費の入力: スプレッド、手数料、VPS費用などを「FX関連経費」として記録。
損益通算: 事業所得とは通算できないため、FXの損益は単独で計算。
源泉税: 海外FXは総合課税で、税率は所得に応じて変動するため、税額計算時に考慮。

  • 回答日:2025/02/17
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■ 海外FXの収入をfreee会計で処理する方法

海外FXの利益は、日本の税法上「雑所得」として扱われます。事業所得とは分けて管理する必要があります。

① freee会計での仕訳方法
海外FXの利益を 「雑所得(FX利益)」 として計上します。

(1)利益確定時の仕訳
海外FXの取引口座から利益を国内口座に送金した時
(例:10万円の利益を国内銀行口座に振込)

借方:普通預金(国内銀行口座)100,000円
貸方:雑所得(FX利益)100,000円
税区分は「対象外」(雑所得は消費税の対象外)

(2)海外FXの損失を計上する場合
(例:5万円の損失が発生)

借方:雑所得(FX損失)50,000円
貸方:普通預金(国内銀行口座)50,000円
※ 海外FXの損失は、他の所得と損益通算ができないため、事業所得とは分けて管理 します。

② 出金せずに海外FX口座に利益を残す場合
freee会計では、出金していない利益をそのまま計上する必要はありません。国内口座に送金した時点で記帳 すればOKです。

③ 経費の計上
海外FXの取引に関わる経費(例:情報商材、VPS利用料、手数料など)は「雑所得の必要経費」として処理可能です。

(例:VPS利用料 2,000円をクレジットカードで支払った場合)

借方:通信費(または雑費) 2,000円
貸方:未払金 2,000円
※ 事業所得と混同しないよう、雑所得関連の経費は分けて管理 するのがベストです。

④ freeeでの管理ポイント
海外FXの利益・損失は「雑所得」で処理 し、事業所得と分ける
海外FXの損失は他の所得と損益通算できない(事業所得の赤字と相殺不可)
出金時に利益を計上する(未出金分は記帳不要)
経費は「雑所得に関連する費用」として管理(事業用とは分ける)
このように処理することで、税務申告時に正しく計上できるようになります。

  • 回答日:2025/02/11
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✅ 海外FXの収入を freee会計で処理する方法

海外FXの収入は「雑所得」として扱い、事業所得とは区別する必要があります。
特に海外FXは「総合課税」となり、国内FX(申告分離課税)とは異なります。

✅ freee会計での具体的な処理方法
① 海外FXの利益を記帳する(雑所得)
(仕訳例)

海外FXの利益(10万円)を銀行口座に入金した場合
借方:普通預金 100,000円
貸方:雑収入(海外FX収益)100,000円
→ 勘定科目:「雑収入」または「雑所得」
→ 補助科目:「海外FX収益」などを作成すると管理しやすい

② 海外FXでの損失を記帳する
海外FXの損失は他の所得と損益通算できません。(事業所得との相殺不可)

損失10万円を記帳する場合
借方:雑損失(海外FX損失)100,000円
貸方:普通預金 100,000円
→ ただし、年間トータルで利益が出た場合のみ記帳する。
(海外FXの損失は翌年以降に繰越し不可のため)

③ 出金時の為替レートを考慮する
海外FXの口座は外貨建て(USD・EURなど)になっていることが多いです。
→ 出金時の円換算レートで利益・損失を計算し、記帳する必要があります。

例えば、

1000USDの利益を出金し、1ドル=140円の場合

借方:普通預金 140,000円(1000USD × 140円)
貸方:雑収入(海外FX収益)140,000円
1000USDを出金時に1ドル=135円だった場合(為替差損発生)

借方:普通預金 135,000円
貸方:雑収入(海外FX収益)140,000円
借方:為替差損 5,000円
✅ 確定申告時の注意点
海外FXは総合課税(累進課税)
税率:5%~45%(住民税含め最大55%)
事業所得とは損益通算不可(海外FXの損失は相殺できない)
住民税・国民健康保険の影響
住民税や健康保険料も海外FXの利益を元に計算されるため注意
経費計上可能なもの
トレードに関する書籍、PC、インターネット費用、VPS使用料など
ただし、経費を計上する場合は、継続的な取引があることが必要
✅ 結論

海外FXの利益は「雑収入」or「雑所得」で記帳
損失が出ても他の所得(事業所得など)と損益通算不可
為替レートを考慮し、円換算で記帳する
freee会計で「雑所得(海外FX)」の補助科目を作ると管理しやすい
確定申告時に総合課税で申告(税率5%~45%)
→ 正しく記帳し、確定申告で適切に処理することが重要です。

  • 回答日:2025/02/11
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