決算日前に購入した航空券、実際に使用するのは翌期になる場合の処理の仕方について
出張(使用日)の数ヶ月前に航空券を役員個人の立替で購入した場合の、仕訳の仕方について教えてください。
お世話になります。昨年法人を立ち上げ、今年の5月が初の決算でした。
先日初めての出張があり、帰ってきた役員より出張旅費精算の書類が提出されました。
決算日は5月31日です。出張旅費精算の書類を渡される前に、確定申告の提出は完了しています。
【航空券購入日】
5月10日(役員個人のクレジットカードでの購入)
【使用日】
7月29日・7月30日
【出張旅費精算の書類を持ってきた日】(同日に精算もしたと仮定する)
8月10日
①精算した日付を元に、
8月10日
交通費 〇〇/現金 〇〇
②搭乗した日付を元に、
7月29日
交通費 〇〇/役員借入金 〇〇
8月10日
役員借入金 〇〇/現金 〇〇
③それとも個人で購入した日付を元に、
5月10日
交通費 〇〇/役員借入金 〇〇
5月31日(決算日)
前払費用 〇〇/交通費 〇〇
6月1日(期首)
交通費 〇〇/前払費用 〇〇
8月10日
役員借入金 〇〇/現金 〇〇
①・②・③、どの処理が適切なのか分からず質問させていただきました。
そのほか適した仕訳方法がありましたら教えてください。
また、確定申告が完了していることもあり、修正申告はできない(今期は赤字で修正をしても税額は変化しません)たとあった為、③の仕訳をする場合、帳簿のみを修正する形になるのでしょうか、その場合どのような処理をすればいいのかも教えていただけましたら幸いです。
よろしくお願い致します。
まず前提として航空券は使用した時点で費用になります。
現時点では前期決算申告が完了しておられますので、①か②になりますが、5月決算なのであれば①で良いかと思います。
※厳密に言えば、③が正しいですが原則会計は過年度に遡って修正しませんので①②で対応することになります。
- 回答日:2023/08/30
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ご回答ありがとうございます。
各仕訳について、わかりやすくご説明を頂き助かりました。
厳密な仕訳ができない場合は、会計を遡って修正するのではなく、場合に応じて①や②でもいいということですね。
今期は期末時期の経費精算にきをつけようと思います。
ありがとうございました。投稿日:2023/09/01
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