1. 税理士TOP
  2. 税理士相談Q&A
  3. 融資・資金調達
  4. 政策金融公庫の融資について

政策金融公庫の融資について

    政策金融公庫の無保証(連帯保証、担保なし)の融資ですが、
    こういったものは返済の遅れやデフォルトがあった場合は、代表者個人にはどのような影響がありますか?
    連帯保証人として債務を負っているものではないので、CICなどでブラックになることはないと思うのですが、次回創業したときに融資が受けづらくなるなどの影響があるのでしょうか?
    税理士の先生方の業務とは違う範囲の話かもしれませんが、顧問先での事例などありましたらご教示頂けますと幸いです。

    荒井会計事務所

    荒井会計事務所

    • 認定アドバイザー評価ランク5
    • 群馬県

    税理士(登録番号: 63578), 公認会計士(登録番号: 35025), 社労士(登録番号: 13120156), 行政書士(登録番号: 16140764), 中小企業診断士(登録番号: 421403)

    はじめまして。
    連帯保証人ではなくてもJICC(日本信用情報機構)では、代表者名を保持しています。また日本政策金融公庫では、個人情報の取扱において法人取引の場合には、代表者の方を含む情報を情報として保持し、以下の目的に使用することを借入申し込みの際提示し、利用者は申し込みの際に同意しています。
    ●ご融資のお申し込みの受付、ご融資の判およびご融資後、お取引終了後の管理
     
    したがって、支払いの遅延や債務不履行が生じた場合には、規模や経過年数などにもよると考えられますが、以後の取引に影響を及ぼす恐れがあると考えられます。
     
    過去の事例でも、創業融資でどこで引っかかっているか断言はできないが、与信判断でストップしてしまう事例もあり、独自の与信判断のための情報を保持している可能性は十分にあり得ると考えられます。
      
    https://www.jfc.go.jp/n/service/pdf/kojin_joho_210401.pdf
    (個人情報利用目的に係る同意書 日本政策金融公庫)

    • 回答日:2021/09/22
    • この回答が役にたった:2
    • ありがとうございます。
      中々返せない場合の情報がなかったのですが、人に聞きづらい内容でしたので、コメントいただけて有り難く思います。

      投稿日:2021/09/26

    • この回答が役にたった

    必須

    あと

    必須

    質問投稿者以外は返信できません。メールアドレスは質問者の確認のみに利⽤します。

    代表者は、登記で公開されていますので、会社にデフォルトや返済の遅れがあった場合、影響がないとは言えませんね。

    そもそもお金の管理能力のない人と見られるのは、法人だけではないです。

    • 回答日:2021/09/22
    • この回答が役にたった:1
    • この回答が役にたった

    必須

    あと

    必須

    質問投稿者以外は返信できません。メールアドレスは質問者の確認のみに利⽤します。

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

    • 認定アドバイザー評価ランク5
    • 東京都

    税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

    政策金融公庫の無保証融資(連帯保証・担保なし)で返済が遅れたりデフォルトした場合、個人としての信用情報(CIC等)には影響しません。ただし、公庫内部のデータベースには記録が残るため、将来同じ代表者が公庫から融資を受ける際には審査が厳しくなる可能性があります。特に、返済遅延やデフォルトの経緯が悪質と判断されると、新たな融資が難しくなることもあります。実際の影響はケースバイケースですが、事業の再建や新規創業時には計画の妥当性がより厳しく審査される傾向があります。

    • 回答日:2025/02/17
    • この回答が役にたった:0
    • この回答が役にたった

    必須

    あと

    必須

    質問投稿者以外は返信できません。メールアドレスは質問者の確認のみに利⽤します。

    政策金融公庫の無保証(連帯保証・担保なし)の融資 で 返済遅延やデフォルト(債務不履行) が発生した場合、以下の影響が考えられます。

    代表者個人への影響
    信用情報(CIC・JICC・KSC)には登録されない
     ✅ 政策金融公庫の融資は CICやJICC(個人信用情報機関)には登録されません。
     ✅ したがって、クレジットカードや住宅ローン等の個人信用には影響なし。

    公庫での記録は残り、再度の融資が難しくなる可能性あり
     ✅ 政策金融公庫の内部データに記録されるため、次回創業時の融資が困難になる可能性 があります。
     ✅ 一定期間(10年以上など)経過すると影響が薄れる可能性もあり。

    金融機関の審査に影響する可能性
     ✅ 政策金融公庫との取引履歴は、民間金融機関には共有されません。
     ✅ ただし、公庫での返済遅延履歴があると、信用保証協会の保証付き融資の審査に影響する可能性がある。
     ✅ そのため、銀行融資を受けづらくなる可能性あり。

    個人保証を求められる可能性
     ✅ 次回創業時に融資を申し込んだ場合、無保証人融資を受けにくくなり、個人保証を求められる可能性が高まる。

    デフォルト(延滞・債務整理)した場合の影響
    長期延滞や債務整理を行うと、債権が整理回収機構(RCC)に移管される 可能性あり。
    RCCに移管された場合、公的機関での金融取引が困難になる 可能性あり。
    まとめ
    🔹 CICなどの個人信用情報には登録されず、ブラックリストにはならない
    🔹 政策金融公庫での履歴は残り、将来の融資審査に影響する可能性あり
    🔹 信用保証協会付きの融資にも影響が出る可能性がある
    🔹 次回創業時に、個人保証を求められるリスクが高まる

    👉 返済が厳しい場合は、早めに公庫へ相談し、リスケジュール(返済計画の変更)を行うのがベスト。

    • 回答日:2025/02/10
    • この回答が役にたった:0
    • この回答が役にたった

    必須

    あと

    必須

    質問投稿者以外は返信できません。メールアドレスは質問者の確認のみに利⽤します。

    質問への回答を投稿してください

    あと

    タグ指定・タグ変更

    タグのみ変更する場合は変更するタグを選択し、投稿内容は何も書かずに「投稿する」ボタンを押してください。

    freee