開業前の収入が100万円以上ある場合、事業所得になるのか
2023年1月から会社員をやりながら、副業で収入を得ていました。
思った以上に副業で稼いでしまったため、2023年12月27日に開業しました。青色申告承認申請書(65万)の手続きも一緒に行いました。
2023年1月〜2023年12月の100万円以上の収入は事業所得として、2024年の確定申告時に青色申告で提出して良いのでしょうか。
開業前(2023年1月~12月)の副業収入100万円以上を2024年の青色申告で事業所得として申告できるかは、開業の実態によります。事業所得と認められるには、継続性・独立性が必要であり、単発的な収入や趣味の延長なら雑所得になる可能性があります。2023年12月27日に開業し、青色申告承認申請をしたため、開業日以降の収入は事業所得として申告可能です。ただし、開業前の収入は、開業後の事業と一貫したものかどうかが重要であり、継続性や規模が認められれば、事業所得として申告できる可能性があります。税務署に事前相談すると確実です。
- 回答日:2025/02/17
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質問いただいた内容についてですが、開業日以前の副業の収入については、雇用所得として課税されます。しかし、開業日以降の収入については事業所得として申告することが可能です。
■事業所得として申告可能な期間
開業日以前に得た収入については、雇用所得として課税されます。従って、2023年1月から開業日までの副業収入は雇用所得として申告します。
開業日以降に得た収入については、事業所得として申告可能です。従って、開業日から2023年12月までの収入は事業所得として申告します。
■青色申告承認申請
青色申告承認申請を行った場合、65万円の控除が受けられます。ですので、開業日から2023年12月27日までの収入については、青色申告で控除を受けることが可能です。
以上を踏まえますと、2023年1月から2023年12月の100万円以上の収入のうち、開業以前の収入は雇用所得として、開業以降の収入は事業所得として申告します。そして、開業以降の事業所得については青色申告で申告可能です。
- 回答日:2025/02/14
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