株の譲度益と医療費
年金収入250万円(他の収入なし)株(ETF)の譲度益100万円、医療費110万円場合、収入は差引250万円ですか?
回答をよろしくお願いいたします。
分離課税である株式譲渡益からは、医療費控除を差し引くことはできません。医療費控除は総合課税の所得(給与所得、事業所得、不動産所得など)に対して適用されるものであり、譲渡所得を含む分離課税の所得には適用されません。
一番税額の少ない申告方法についてですが、医療費控除を最大限に活用するためには、以下のポイントを考慮することが重要です。
医療費控除の計算
医療費控除は、その年中に支払った医療費から一定の基準額(通常は10万円または総所得金額の5%のいずれか少ない方)を差し引いた金額が対象となります。できるだけ多くの医療費を集計し、計算対象とすることが重要です。
可能な限り総合課税の所得を増やすことを検討
総合課税の枠において他の所得(例えば、給与所得や事業所得)がある場合には、その所得と組み合わせて医療費控除を活用することで所得税の控除効果を最大化できます。
別途で配偶者や扶養親族の所得を考慮する
確定申告を行う配偶者や扶養親族がいる場合、その者の所得に対して医療費控除の適用が可能かどうかを検討し、家族全体で最も控除適用額が大きくなるプランを考えると良いでしょう。
- 回答日:2024/09/29
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回答ありがとうございます。
分離課税である株式譲渡益からは医療費控除は出来ないとの回答に納得できないので、セカンドオピニオンとして税務署に相談しましたら、確定申告で総合課税で医療費控除できなかった残りは分離課税から医療控除出来ると言われましたが?投稿日:2024/09/30
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年金収入が250万円で、株(ETF)の譲渡益が100万円ある場合、総収入としては年金+譲渡益の合計となりますので、具体的には350万円です。ただし、税法上、所得として考慮する際にはそれぞれの収入がどのように扱われるかを知ることが重要です。
年金収入
公的年金等控除が適用されます。この控除によって実際に課税される所得は減少しますが、質問には控除額が具体的に示されていません。
株(ETF)の譲渡益
株式の譲渡益は分離課税の対象となり、他の所得と合算されません。この場合、ほかの収入(例えば年金)と合算して「差し引く」ことは行いません。通常は20.315%の税率で課税されます。
医療費
医療費控除の対象になる可能性があります。医療費控除は年間の医療費が総所得金額等の5%または10万円(いずれか少ない額)を超えた部分について適用されます。この控除は確定申告時に適用されます。
結論として、年金収入250万円と譲渡益100万円を合算して「差し引いた」額が収入として考えられるわけではなく、それぞれの収入の性質に応じた税計算が行われます。
- 回答日:2024/09/28
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早速の回答ありがとうございます。
分離課税の株式譲渡益から医療費控除出来ますか?
大変図々しいのですが、よろしければ一番税額の少ない申告方法を教えて下されば幸いです。投稿日:2024/09/28
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