乙欄の源泉徴収を確定申告して清算する方法
今年の4月末に定年退職しましたが、2枚の源泉徴収票「1月~4月までの給与に対する源泉徴収票」「退職後にもらった期間賞与に対する源泉徴収票(乙欄)」をもらいました。
退職時に総務の方から、期間賞与分の源泉徴収票(乙欄)を(甲欄)の税区分になるよう確定申告してくださいと言われました。
このような場合の申告の方法をご教授願います。
※定年退職後、働いていません。
乙欄の源泉徴収を甲欄として確定申告で精算する方法について説明します。確定申告は、主に副業や複数の雇用先がある場合に、乙欄で発生する過剰な税金を精算するために行われます。あなたのケースでは、退職後の期間賞与が乙欄で源泉徴収されていますが、これは扶養控除等申告書がない状況下で適用され、通常よりも高い税率が適用されます。
1. 準備する書類:
1月~4月の給与に対する源泉徴収票
退職後の賞与に対する乙欄の源泉徴収票
必要に応じて、医療費控除やその他の控除証明書
2. 確定申告書の作成:
確定申告書を税務署の窓口や国税庁のeTaxを通じて入手します。
雇用期間中及び乙欄で支払われた賞与の詳細を申告書に記載していきます。申告書には全ての収入を合算し、該当する控除を計上します。
所得控除後の所得税額を計算し、実際に納付した税額と比較して過不足額を確認します。
3. 計算と精算:
給与所得や控除を計算し、乙欄税額も含めた総所得額を申告し、最終的な税額を算定します。
扶養控除等申告書を提出していた場合の甲欄に基づく適正な源泉徴収を再計算し、その結果を申告書に記入します。
もし過剰に徴収されていた場合(多くの場合乙欄では税額が高くなりがち)、還付金を受けることができます。
4. 申告書類の提出:
作成した確定申告書を提出します。期間中に税務署へ赴くかeTaxを利用してオンラインで提出することができます。
- 回答日:2024/12/04
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回答ありがとうございます。
確定申告は国税庁確定申告等作成コーナーから実施予定です。
年末調整なしで複数の源泉徴収票を入力できるようなので、ここから書類を作成すればよいと認識ました。
ありがとうございました。投稿日:2024/12/04
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