開業以前に稼いだ収入の確定申告の方法について
確定申告の質問になります。
2021年の10月頃に開業届けを出し個人事業主として活動しており、
今年青色申告を行う予定でおります。
そのため、10月以降の収入や経費については会計ソフトで都度仕訳しております。
しかし、10月以前にもある程度収入があり、
それらは事業がうまくいくかまだ確証が得られなかったために、ごく小規模で活動し収入を得ていた分になります。
10月以前の分はどのように申告を行えばよいのでしょうか。
また、証憑としての書類は何を保管しておけば良いでしょうか。
まだ事業を行うかわからなかったため、領収書などは一部しか保存していない状態です。
一応いくら収入があり、いくら引き出したかなどは、銀行の振り込みの履歴を確認すればわかります。
自分で調べる限りは、以下の通りかなと考えております
・収入が振り込まれた日に雑収入として仕分けを行う
・引き出してプライベートで利用したお金は、事業主貸として仕分ける
・振り込まれたことがわかる書類(ネットバンクの振り込み履歴のスクリーンショット等)を保管しておく
・領収書があれば、経費として仕分けを行い、領収書を保管しておく
開業前に得た収入についても、確定申告の対象となります。開業届提出前の収入は「雑所得」または「事業所得」として申告できますが、開業後と一体で事業を行っていたとみなせる場合は、すべてを「事業所得」としてまとめて青色申告することが可能です。収入は振込日を基準に仕訳し、事業と関連する支出については可能な範囲で経費として計上しましょう。証憑としては、ネットバンクの入出金履歴や取引に関するメール・請求書などを保管しておくと有効です。経費に関して領収書がない場合でも、支出の事実と業務関連性が確認できれば一定程度認められる可能性があります。引き出して私的に使った金額は「事業主貸」として処理しましょう。記録の整合性を保ち、根拠資料を残すことが重要です。
- 回答日:2025/07/08
- この回答が役にたった:0