確定申告の基礎控除について
個人事業主として青色確定申告をします。一方、夫の経営する会社で役員をしており、基礎控除48万円を申請して年末調整しました。個人事業のほうの確定申告では基礎控除ができないと思いますが、そのとおりでしょうか?
(個人事業の確定申告でfreeeを使っておりますが、自動で基礎控除48万円が入ってしまうので、疑問に思いました)
個人事業の確定申告でも基礎控除を適用できます。
基礎控除は、所得税法上、一人一回限りで適用されるものであり、役員報酬の年末調整で適用した基礎控除は、最終的に確定申告で再計算される仕組みになっています。
■ 詳しい説明
1.年末調整での基礎控除
- 夫の会社の役員報酬で年末調整を行った場合、基礎控除48万円を適用しています。
- ただし、年末調整はあくまで給与所得に対する仮の精算です。
2.確定申告での基礎控除再計算
- 個人事業主としての確定申告では、事業所得と給与所得を合算した総所得金額に基づいて控除を再計算します。
- 基礎控除は合計所得金額が2,400万円以下の場合、48万円が適用されます。
3.freeeの挙動
- freeeは、確定申告時に基礎控除を自動計算して適用しています。
- 年末調整で基礎控除を適用していても、最終的な所得税計算では二重に控除されることはありません。
■ 対応策
freeeの確定申告データ入力時に、給与所得と事業所得を正確に登録してください。
年末調整で適用された基礎控除も含め、確定申告で再計算されます。freeeが自動で基礎控除を適用するのは正常な挙動です。
■ 結論
基礎控除は確定申告時に再計算されるため、個人事業の確定申告でも適用できます。
年末調整で適用した分と二重計算にはならないので、そのまま進めて問題ありません。
- 回答日:2025/01/29
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基礎控除はすべての所得の合計金額(給与+事業)より
48万円が控除されるため、重複にはならないと思います。
個人の事業所得のfreeeをご入力した後に
確定申告タブより、給与所得情報を入力していく流れになると思います。
- 回答日:2025/01/29
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