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固定資産台帳の金額修正(あるいは修正仕訳)に関しまして。

    個人事業主です。

    固定資産台帳の記載額が誤っていたことの、freeeでの対応策・訂正策が知りたいです。

    ●状況
    固定資産(パソコン)について、
    2年前に「34万円」で4年定額法(0.25)にて、
    固定資産台帳に計上しておりました。

    うち「3万8百円」はパソコンの保険となる前払費用であり、
    正しい固定資産台帳への計上額は「30万9千2百円」でした。

    上記のミスに基づいて、
    【固定資産の金額に誤りがあるため登録内容を確認しましょう】
    とfreee確定申告で表示されており、
    A「固定資産台帳の期末残高」と、
    B「試算表の期末残高」について、
    AとBの差額が「3万8百円(=パソコン保険料と同額分)」でした。

    ●知りたいこと
    この場合、
    (1)固定資産台帳を「30万9千2百円」に修正するにはどうすればいいでしょうか(あるいはそのまま固定資産台帳を修正できないと思われるので、適切に会計処理をする修正仕訳?をどうすればいいかが知りたいです)
    (2)これに応じて過年の減価償却費について修正申告はどのようにすればいいでしょうか?(そもそも修正申告の要否含めて知りたいです)

    なお「パソコンの保険である3万8百円の前払費用」は、固定資産台帳と別途で「費用勘定」に毎月振り替える処理を、「自動化を行うfreee内部のアプリ」で適正に行なっております。

    よろしくお願いいたします。

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    税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

    (3)過去の減価償却費の修正について
    固定資産台帳を修正すれば、今後の減価償却は正しく計算されます。
    ただし、過去2年分の減価償却費が「34万円ベース」で計算されていたため、理論上は誤った減価償却費を過去の確定申告で申告していた可能性があります。

    修正申告の要否
    - 修正申告をする場合
    - 過去2年分の確定申告を修正し、減価償却費を「30万9千2百円ベース」に修正する
    - 修正申告により、課税所得の変動が生じ、追加納税や還付が発生する可能性あり

    - 修正申告しない場合(影響額が軽微なら不要)
    - 2025年分の申告から、正しい減価償却費(30万9千2百円ベース)を適用する
    - 誤差が小さい場合は、税務調査で指摘されたときに対応できるようにしておけばOK

    結論として、修正申告の要否は誤差の大きさによる判断になります。
    (例えば、減価償却費の差額が数万円であれば、そのまま今年から修正するのも合理的な選択肢です。)

    まとめ
    ✅ 固定資産台帳の修正 → freeeの固定資産台帳で取得価額を「30万9千2百円」に修正すれば解決
    ✅ 経過勘定は不要 → 仕訳自体は正しく処理されているため、新たな仕訳調整は不要
    ✅ 修正申告の要否 → 減価償却費の誤差が小さいなら今年から修正、影響が大きいなら修正申告を検討

    この方法で対応すれば、仕訳や申告を過度に複雑にすることなく、freee上の整合性を保ちながら修正できます。

    • 回答日:2025/02/22
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    ✅ 固定資産台帳を修正するには、仕訳で「固定資産除却損」または「事業主貸」を使って3万8百円を取り除く
    ✅ 減価償却費の誤りについて、過去の影響額を考慮し、修正申告の要否を判断(影響額が小さいなら今年から調整でOK)
    ✅ 今年からは「30万9千2百円」をベースに正しく減価償却計算する

    税務署に修正申告が必要か確認するのも一案です。影響が軽微なら、今年以降の計算を修正するだけで済ませることも可能です。

    • 回答日:2025/02/22
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    (2)経過勘定の使用について
    今回のケースでは、前払費用(パソコン保険)は正しく処理されているため、経過勘定は使わなくても問題ありません。
    誤って固定資産に含めた3万8百円は、もともと「前払費用」として正しく仕訳されており、そこにズレはありません。

    - 修正が必要なのは「固定資産台帳の登録内容」だけ
    - 経過勘定や追加仕訳は不要(固定資産台帳を修正するだけで整合性が取れる)

    • 回答日:2025/02/22
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    (1)freeeの固定資産台帳の修正方法
    固定資産台帳に誤った金額を登録しているため、以下の手順で修正します。

    ① 固定資産台帳の修正
    freeeの固定資産管理メニューに移動
    [会計] > [固定資産台帳] に進む
    該当のパソコン(工具器具備品)を選択
    ここで「取得価額」が 34万円 になっているのを確認
    取得価額を「30万9千2百円」に変更
    誤記載部分(3万8百円)を削除
    減価償却の計算基準も30万9千2百円に変更

    → この修正を行うことで、今後の減価償却計算が正しい金額に基づいて計算されるようになります。

    • 回答日:2025/02/22
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    freeeの固定資産台帳は、通常の仕訳入力だけでは自動更新されず、手動で修正する必要があります。この場合、固定資産台帳の登録額を 「30万9千2百円」に変更する方法を取るべきです。

    • 回答日:2025/02/22
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    このケースでは、固定資産台帳に誤った金額を登録してしまったため、修正する必要があります。ただし、freeeでは固定資産台帳の登録を直接修正するのではなく、仕訳を追加する形で修正します。

    • 回答日:2025/02/22
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    ---

    ■固定資産台帳の修正方法について

    ・固定資産台帳に記載されているパソコンの金額を「34万円」から「30万9千2百円」に修正するためには、まず、誤って計上された「3万8百円」を固定資産台帳から除外する仕訳を行います。

    ・具体的には、固定資産(パソコン)の金額を「30万9千2百円」に修正するために、次の仕訳を行います:

     借方:固定資産(パソコン) 30万9千2百円
     貸方:前払費用(パソコン保険) 3万8百円
     貸方:固定資産(パソコン) 34万円

    この仕訳により、固定資産台帳への正しい計上が行われます。

    ---

    ■減価償却費の修正申告について

    ・過去の減価償却費については、修正申告が必要かどうかを判断するために、まず、2年前からの減価償却費の計算を見直す必要があります。

    ・減価償却費の再計算を行い、過去の申告内容と比較して差額が生じる場合には、修正申告が必要となる可能性があります。

    ・修正申告の要否については、具体的な数値に基づいて判断が求められます。

    ---

    上記の手順で対応することで、freeeでの固定資産台帳の誤りを正すことができます。

    • 回答日:2025/02/20
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    • ありがとうございます。

      ご教示いただいた仕訳ですと、貸借不一致で振替伝票に入力できませんでした。
      いろいろ試しましたが、freeeの場合は仕訳入力では固定資産台帳には反映されない様子でした(こちら認識に誤りがありましたらご指摘ください)。

      繰り返しで恐縮ですが、事実は以下の通りです。
      ・[〇]工具器具備品と前払費用は「クレカ払い」でパソコン本体+保険料を支払った際に適正に処理している(freeeの仕訳にその通り反映)
      ・[?]論点は「固定資産台帳の金額」の誤記載である(freeeの仕訳ではなく「固定資産台帳」に手入力した分の誤記載)
      というのが現在の状況です。

      前払費用は正しいため、
      こちらの修正は経過勘定等を使うのでしょうか。

      投稿日:2025/02/20

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