開業費の入力方法と明細(カード、銀行)の保管について
この度、初めて個人事業主としての確定申告をすることになり、
いろいろ調べていたのですが、以下が分からず困っているので
教えていただけますと幸いです。
1、開業費について
開業費の償却を開業2年目以降からにしたいものがあるのですが、
Freeeにおいてどのように入力したら2年目以降からの償却開始になるのかがわからず
困っております。
2、カード決済や銀行振込時の明細の保管について
主に開業までにかかったもので、
カード決済や銀行振込で対応したものがあります。
カード決済の場合は、メールで決済完了の連絡はきたものの、
PDFなどでの領収書が無い状態です。
また、銀行振り込みで対応したもので、
領収書や振込明細がない(オンライン振り込みのため)が
いくつかあります。
カード決済については、クレジットカードの利用明細(カード会社発行)のもの、
銀行振り込みの場合は、通帳のコピーなどでも可能なのでしょうか?
また今後、電子帳簿保存法に則る形で保管していくためには、
どのような形で保管していけばいいのでしょうか?
カード会社発行の利用明細でも良いのでしょうか?
また、銀行振り込みで領収書を出してもらえない場合は、
どのようにしたらよいのでしょうか?
個人事業主の方に銀行振込した際の領収書発行の依頼をしているのですが、
なかなか発行してもらえないものもあり、
今後のために、銀行振り込みの場合についてどうしたら良いのか分からず、
困っております。
お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
開業費の償却について
開業費は、開業から2年目以降に償却を開始することができます。Freeeでは、開業費を「固定資産」として入力し、その償却方法を設定することが可能です。2年目から償却を開始するためには、初年度に「開業費」を「前払費用」として計上し、2年目から「償却資産」として償却を開始する設定を行う必要があります。Freeeの画面で「固定資産管理」にて設定し、初年度の費用計上から2年目に償却を始めるように設定します。
カード決済や銀行振込時の明細保管について
カード決済: クレジットカードの利用明細(カード会社発行)を領収書代わりに保管できます。税務署では、カード明細や決済完了メールを「支払証憑」として認めているため、PDFで領収書がなくても問題ありません。これらは電子帳簿保存法に基づき、データとして保存することができます。
銀行振込: 通帳のコピーで振込内容を証拠として保存できます。振込明細をスクリーンショットで保存し、必要に応じて電子データとして管理することができます。領収書を発行してもらえない場合は、振込の証拠(通帳の記録や振込明細)を保管し、それを税務署に提出することが一般的です。銀行の振込証明書や取引履歴も適切に保管すれば、証拠となります。
- 回答日:2025/07/18
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