商品を無償譲渡したときの仕訳と貸借対照表の棚卸資産の扱いについて
青色申告の個人事業主です。
商品をサンプルとして一部無償譲渡し、当時以下の仕分けを行いました。
価格は本来の商品の価格で計上しています。
販売促進費 12000 / 商品 12000
その後、期末の在庫確認による商品棚卸高は48000でした。
これが損益計算書記載の期末商品棚卸高になります。
しかし会計ソフトの貸借対照表の出力では、この期末商品棚卸高からちょうど12000引かれた36000で期末の棚卸資産として出力されました。
損益計算書の期末商品棚卸高と、貸借対照表の棚卸資産はこのように差異がでる事は正しいのでしょうか。
ご解説をいただけましたら助かります。
何卒よろしくお願いします。
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現状の仕訳状態で譲渡時の仕訳の相手科目を仕入にして出力すると損益計算書の仕入金額はマイナス表示になりますが、これはこれでよいのでしょうか。
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問題はないです。ただ、マイナス表示が気になるのであれば、元に戻るようで恐縮ですが、以下の仕訳をしなくても問題ないです。つまり、譲渡時の仕訳をしないという対応でも問題ないということです。
販売促進費 12000 / 仕入 12000
- 回答日:2025/03/17
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お付き合いいただきありがとうございます。
会計システム上は損益計算書は仕入マイナスで表示されていましたが、いざe-taxに入力しようとさると仕入金額のマイナス入力ができなかったため(0以上の値を入力してくださいとしか出ず…)この仕訳は今回省略することにいたしました。
ここまで真摯にご回答いただき、ありがとうございました!投稿日:2025/03/17
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混乱させてしまったようで申し訳ありません。
商品で仕訳をしているのは、実地棚卸した結果の中にサンプルとしたものが含まれていることを想定していると考えられます。そのため、
販売促進費 xx / 商品 xx とすることにより、サンプル部分を棚卸残高から除いています。
質問者様のケースでは、期末在庫確認の中にはサンプルが含まれていないのではないでしょうか?サンプルが含まれていない中で、販売促進費 xx / 商品 xx という仕訳を切ると、本来の在庫からサンプル部分を控除するということが起こってしまい、おかしなことになってしまいます。
- 回答日:2025/03/17
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お忙しい中返信をいただきありがとうございます。
おっしゃる通り期末在庫に譲渡したサンプル分は含んでおりません。
実際の手元にある商品棚卸高を来期に引き継ぐためそう処理していました。当初仕入勘定を使わなかった理由ですが、本年度から初めて青色申告になり、当期の仕入は無く、前期白色のときの商品在庫だけが存在しており
会計ソフトの自動仕訳で以下の仕訳が期首期末にあるのみで一度も仕入科目を使用してこなかったため、譲渡した時に相手科目に仕入科目を使ってよいのか判断できなかったためです。3分法をよく理解できていないためにおかしな事を言っていたら申し訳ありません…。やよい青色申告オンラインによる自動仕訳↓
期首商品棚卸高/商品
商品/期末商品棚卸高現状の仕訳状態で譲渡時の仕訳の相手科目を仕入にして出力すると損益計算書の仕入金額はマイナス表示になりますが、これはこれでよいのでしょうか。
投稿日:2025/03/17
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損益計算書の期末商品棚卸高と、貸借対照表の棚卸資産はこのように差異がでる事は正しいのでしょうか。
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正しくないです。一致する必要があります。
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販売促進費 12000 / 商品 12000
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仕訳はこれではなくて、販売促進費 12000/ 仕入 12000 とする必要があります。
- 回答日:2025/03/17
- この回答が役にたった:0
ご回答ありがとうございます。
以下のページで3名ほどの回答者が仕入れまたは棚卸資産で仕訳を…という回答をされていたので、棚卸資産(商品)として仕訳をしていました。
これらの回答は不適切ということなのでしょうか?
もしくは仕入と棚卸資産では相手科目として選択する際、期首期末にしておくべき仕訳の違いなど何か前提に違いがあるということなのでしょうか。
https://advisors-freee.jp/qa/accounting/191投稿日:2025/03/17
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