新卒で4月からの副業収入が20万以下でも確定申告は必要ですか？
新卒1年目です
1月から3月にアルバイトで20万以上稼ぎました。そこでの源泉徴収票は会社に提出済みです。
この夏に2万ほどタイミーで稼ぐのですが、この場合確定申告は必要なのでしょうか？
ご相談のケースでは、所得税の確定申告は原則として不要ですが、住民税の申告は別途必要となります。
1月から3月のアルバイト収入は、本業の会社で行う年末調整で精算されるため、手続きは完了します。夏にタイミーで得る2万円の収入については、給与所得者の副業所得が年間20万円以下の場合に確定申告が不要となる、いわゆる「20万円ルール」が適用されるため、所得税の確定申告は原則不要です。
しかし、この「20万円ルール」は所得税のみの制度であり、住民税には適用されません。そのため、タイミーで得た収入（所得）については、お住まいの市区町村へ住民税の申告を別途行う必要があります。
なお、医療費控除などでご自身で確定申告を行う場合は、タイミーの収入も含めて申告する必要があり、その場合は住民税の申告は不要となります。
- 回答日：2025/08/10
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回答した税理士
結論から申し上げますと、原則として確定申告は不要と考えられます。
まず、新卒で入社された会社で年末調整が行われます。アルバイト先の源泉徴収票を会社に提出済みとのことですので、この年末調整で、入社前のアルバイト収入を含めて税金の計算が完結いたします。
次に、タイミーで得られた収入についてです。これは「給与所得」に該当することが一般的です。給与所得者の場合、年末調整で精算が済んでいる給与所得以外の所得が20万円以下であれば、確定申告は不要とされています。タイミーでの収入が2万円とのことですので、この基準には当てはまります。
ただし、給与所得以外の所得が20万円以下であっても、医療費控除などの適用を受けるために確定申告を行うことは可能です。ご自身の状況に合わせてご検討いただければと存じます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。
- 回答日：2025/08/12
- この回答が役にたった：0
回答した税理士
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- 認定アドバイザー
- 大阪府
税理士(登録番号: 137666)
回答者についてくわしく知る1. 1〜3月のアルバイト収入
→ 既に源泉徴収票を会社に提出済みとのことなので、年末調整に含まれます。
この部分については確定申告の必要はありません。
2. 夏のタイミー収入（約2万円）
タイミーは雇用契約型と業務委託型がありますが、多くは業務委託型（＝給与所得でなく雑所得）です。
雑所得は、1年間の合計が20万円を超える場合に確定申告が必要（給与所得がある場合）です。
今回、雑所得は2万円程度なので、20万円以下 → 所得税の確定申告義務はありません。
3. ただし住民税は別扱い
雑所得が少額でも、住民税は原則として全額申告が必要です。
→ 所得税の確定申告をしない場合でも、市区町村役場への「住民税申告」が必要になる可能性があります。
- 回答日：2025/08/11
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回答した税理士
