前年の帳簿の仕分けに誤りが発覚したのですが、どうしたらよいでしょうか?
私は2020年6月末から個人事業主として事業をはじめました。
今年の帳簿付けで色々と質問しているうちに、昨年のクレジットカードの支払いに関する記帳方法に誤りと思われることが発覚しました。
カードはfreeeに口座登録をしており、個人・事業どちらの支払いにも使用しています。
カードの使用内容については、個人のものは事業主貸で、事業用のものは該当する勘定科目で、全て1件ずつ記帳をしています。
カード代金の支払い口座は、freeeには未登録の個人口座で行っています。
私の支払いに関する一連のお金の流れとしては、
事業口座へ売上が振り込まれるたびに一度全額下ろして現金化し、その中からまずは現金での支払いを行い、残りはfreee未登録の複数の個人口座へ支払いに必要な分を振り分ける
という形をとっています。
なので、本来であれば、
①下ろした額の売上を銀行口座から現金口座への口座振替という処理を実施
②現金で支払ったものは決済口座を現金口座として1件ずつ記帳
③個人口座に振り込んだお金は、決済口座を現金、勘定科目は事業主貸で処理。
④クレジットカード代金支払いの記帳を以下の通り行う
【収入、発生日:引き落とし日、口座:登録したカード、勘定科目:事業主借、決済日:引き落とし日、金額:支払った金額】
このような流れで記帳すべきだろうと思います。しかし、昨年の私は
③の行程で現金口座からクレジット口座への口座振替という形でお金を移動させる記帳をして、④の記帳をしないまま完結させてしまっています。
素人の勝手な判断でそのまま放置して今年の確定申告を終えていいものとは思えず、しかしどうしたら良いのかもわからず困っています。
説明文が長くなってしまい申し訳ありませんが、この場合、どのような対応が良いと考えられますでしょうか。ご教授お願い致します。
ChatGPT:
昨年の仕訳に誤りがあった場合、原則として「修正申告」や「更正の請求」が必要となるかどうかは、誤りによる納税額の増減の有無で判断されます。今回のケースでは、freee未登録の個人口座からクレジットカード代金を支払ったにもかかわらず、現金口座からカード口座への口座振替のみで処理していたため、実際の支払の流れと帳簿が一致しておらず、特に「事業主借」の処理が欠けています。
対応としては、まず昨年分の帳簿をfreeeで修正しましょう。具体的には、誤って登録した「現金→カード」の口座振替仕訳を削除し、代わりに「事業主借」処理で、引落日を発生日とし、決済口座をカード口座、勘定科目を「事業主借」として記帳します。これにより実態と合致した形になります。税額に影響がないなら、申告の修正は不要ですが、次回以降の帳簿に影響するため、記帳の整合性を保つ修正は必須です。
- 回答日:2025/08/06
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