「法人決算時のインボイスの2割特例適用における消費税の仕訳の考え方」| 税理士相談Q&A by freee

法人決算時のインボイスの2割特例適用における消費税の仕訳の考え方

インボイス２割特例における消費税の仕訳を考えるにあたり、下記のケースだと租税公課と未払消費税の差額はどのように考えたらいいでしょうか？（そもそも下記の考え方は合っていますか？）

売上：176万円（税込）※税抜：160万円
（仕入れなしと仮定して）
・税込処理の場合
売上：176万円
租税公課：16万円　未払消費税：3.2万円（16万円の2割※実際の納税額）
※租税公課と未払消費税の差額はどうすればいいでしょうか？
税引前利益：160万円

インボイスの２割特例のケースが理解が難しく、ご教示いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

税理士(登録番号: 112011), 公認会計士(登録番号: 18480)

税込経理で2割特例を使っている場合の未払消費税仕訳のお尋ねということですよね？

>租税公課：16万円　未払消費税：3.2万円（16万円の2割※実際の納税額）
⇒ここは　租税公課3.2万円／未払消費税3.2万円でよろしいかと。

結果、以下のようになります。
売上高　　　176万円
租税公課　　▲3.2万円
税引前利益　172.8万円

よって、売上に含まれる消費税16万円の内、納税しない12.8万円(16万円-3.2万円)は税引前利益に含まれることになります。

ご参考になれば幸いです。

税理士(登録番号: 136817), 公認会計士(登録番号: 29085)

16万円-3.2万円　= 12.8万円　は雑収入計上で良いと考えます。