決算期限を守ることができなかった
決算書提出の期限を守ることができませんでした。
あわてて決算書を作成していますがはじめてのことで節税等の知識が無く困っています。
・期限を守ることができなかったがどのように対応すればよいか
・給与や報酬等を限りなく低くし、節税したいがどのようにすればよいか
が質問となります。
よろしくお願いします。
回答させていただきます。
・期限を守ることができなかったがどのように対応すればよいか
まずは申告により生じる税額についても納付期限が過ぎておりますので、早々に決算書を作成し、申告及び納税を行うようにしてください。
また、注意点として2年間連続して申告期限内に申告書の提出が行えなかった場合には青色申告が取り消しとなってしまいます。
そのため、翌年の決算については申告を期限内に行って頂ければと思います。
・給与や報酬等を限りなく低くし、節税したいがどのようにすればよいか
役員報酬は法人税法における「定期同額給与」の規定がございますので事業年度の途中での変更が難しくなります。
また、定期同額給与の規定に沿って役員報酬額を低く設定した場合、個人の税金は抑えられることになりますが、法人の経費となる役員報酬の額が抑えられることにより、法人の利益が多額になり、結果的に法人の決算で多額の税金が生じる可能性がございます。
なお、親族ではない従業員に対する給与につきましては決算賞与を使用して決算月の月末までに支払いを行っていただければその分経費が増加するため、法人の利益を抑えることができるかと思います。
- 回答日:2022/04/01
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