個人事業主からの雇い入れ時の金額計算方法について
個人事業主として仕事をおろしていた相手が弊社に入社することとなりました。
毎月支払う金額としては
・毎月の定額報酬2種類で60万程度
・移動経費(出張費用として課税としています)
┗これは月によって異なります。
これらに外交員としての源泉徴収を引いて支払いしております。
社員となった際には、幹部として迎え入れ、主に営業部門を任せるつもりです。
移動費や接待費はかかってくると考えております。
上記の金額次第かと思いますが、この場合いくらで設定しておくのが妥当なのか、会社としてはどちらが得なのか
税理士さんの観点からご意見をいただけますと幸いです。
個人事業主から社員(幹部)として雇用する場合、報酬60万円に移動費を加味すると年額約800~900万円相当と想定されます。会社としては、給与とすることで社会保険料の会社負担(約15%前後)が発生しますが、福利厚生の充実や長期的な人材確保につながるメリットもあります。一方、外注時は経費処理が簡便で源泉徴収のみでしたが、労務管理や業務指揮命令の観点で限界があるため、幹部登用を機に正社員化は合理的です。妥当な給与水準としては、これまでの実績・役職・営業費用等を考慮し、手取り45~50万円を確保できるよう、額面で月70~75万円程度が目安です。会社としては、社保負担増があるものの、経費管理や業績貢献とのバランスで判断することが重要です。
- 回答日:2025/07/02
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