1. 税理士TOP
  2. 税理士相談Q&A
  3. 税金・お金
  4. 税金支払うためにいくら貯金しておけばいいですか

税金支払うためにいくら貯金しておけばいいですか

    会社員を9月に退職し個人事業主になりました。
    会社員での今年度の給与は約177万円、退職金で45万円。
    3月ごろから配信業をしており今年度の収入は400万円を超えそうです。
    経費として50万円ほど使用してしましました。
    白色申告の場合、支払う税金はどれくらいになるでしょうか。

    後藤隆一税理士・公認会計士事務所

    後藤隆一税理士・公認会計士事務所

    • 認定アドバイザー評価ランク1
    • 愛知県

    税理士(登録番号: 136817), 公認会計士(登録番号: 29085)

    会社員を退職して個人事業主になった場合、所得税の計算は給与所得と事業所得を合算して行います。以下に、白色申告を行う場合の税金計算の流れを説明します。
    所得の計算
    給与所得

    給与所得控除を適用します。給与所得控除は、給与収入に応じて決まります。177万円の給与収入の場合、給与所得控除は55万円です。
    給与所得 = 177万円 - 55万円 = 122万円

    退職所得

    退職所得控除を適用します。勤続年数が20年以下の場合、退職所得控除は40万円×勤続年数です。勤続年数が1年未満の場合でも最低80万円が控除されます。
    退職所得 = (45万円 - 80万円) × 1/2 = 0円(控除額が退職金を上回るため、課税所得はありません)

    事業所得

    事業所得は、収入から経費を差し引いて計算します。
    事業所得 = 400万円 - 50万円 = 350万円

    総所得の計算

    総所得 = 給与所得 + 事業所得 = 122万円 + 350万円 = 472万円

    所得税の計算
    所得税は、課税所得に基づいて計算されます。課税所得は、総所得から基礎控除やその他の控除を差し引いた額です。基礎控除は48万円です。

    課税所得 = 総所得 - 基礎控除 = 472万円 - 48万円 = 424万円

    所得税率は累進課税で、課税所得に応じて異なります。424万円の課税所得に対する税率は20%(所得税率表に基づく)です。

    所得税 = 課税所得 × 税率 = 424万円 × 20% -42.75万円= 42.05万円

    住民税
    住民税は、前年の所得に基づいて計算され、通常10%の税率が適用されます。

    住民税 = 課税所得 × 10% = 424万円 × 10% = 42.4万円

    合計税額

    合計税額 = 所得税 + 住民税 = 42.05万円 + 42.4万円 = 84.45万円

    得られた情報での概算になります。

    • 回答日:2024/11/15
    • この回答が役にたった:1
    • この回答が役にたった

    必須

    あと

    必須

    質問投稿者以外は返信できません。メールアドレスは質問者の確認のみに利⽤します。

    質問への回答を投稿してください

    あと

    タグ指定・タグ変更

    タグのみ変更する場合は変更するタグを選択し、投稿内容は何も書かずに「投稿する」ボタンを押してください。

    freee