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事業口座から自分の生活費をとる時の質問です

    ハンドメイド販売をしようと思っているのですが1年間でどのくらい収入があるかまだ分かりません
    もし確定申告をしないといけないとなった場合に口座が引き落としすぎで税金を払えないとなることが怖くもし売上があった時にどのくらい生活費を取っていいのか分かりません
    何かいい方法はあるのでしょうか?

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

    • 認定アドバイザー評価ランク5
    • 東京都

    税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

    事業口座から生活費を引き出す際、税金を払えなくなるリスクを避けるためには、以下の方法を検討すると良いでしょう。

    1. 利益の把握と目安の設定
    - 事業の収入と支出をしっかり記録しておき、利益(収入-経費)を把握することが大切です。
    - 利益の20~30%程度を税金用に事業口座に残しておくと、確定申告後の税金支払いに備えられます。具体的には
    - 所得税
    利益に応じた税率(5%~45%)
    - 住民税
    利益の約10%
    - 必要に応じて消費税(売上1,000万円超の場合)

    2. 生活費の引き出し方
    - 定額で引き出す
    例えば、毎月固定額(例: 10万円)を引き出す。これにより、事業口座の資金が無駄に減るのを防ぎます。
    - 利益が安定するまで控えめに
    初年度は予測が難しいため、生活費を必要最低限に抑え、事業用資金を優先的に確保します。

    3. 別口座で管理
    - 事業用口座と生活用口座を完全に分けることで、事業資金の把握が簡単になります。
    - 毎月「生活費として引き出す額」を決めて、生活用口座に移動。その際、税金用の貯蓄も併せて管理できます。

    4. 税金積立の活用
    - 税金積立専用の口座を作り、毎月売上の20~30%を自動的に積み立てる方法もおすすめです。これにより、確定申告後に慌てることがなくなります。

    5. 青色申告を利用
    - 青色申告を行えば、最大65万円の控除を受けられるため、節税効果が期待できます。
    - また、家賃や通信費などの一部を事業経費として計上することで、税金負担を軽減できます。

    具体的なアドバイス
    - まずは毎月の売上や経費を細かく記録し、1年間の利益予測を立ててみましょう。
    - 利益が確定するまでの間は、できるだけ少額で生活費を引き出し、税金支払いに備えることを優先します。
    - 売上が予想以上に上がった場合は、税金用積立を増やすよう調整してください。

    • 回答日:2024/12/05
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