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開業費について

    5月に開業した個人事業主です。
    開業前に支払った以下の内容はすべて開業費にしていいのか教えてください。
    店舗内装工事費850,000円
    店舗家賃460,000円
    火災保険34,000円
    パソコン58,000円
    タブレット49,000円
    保険関連の登録料 500,000円
    消耗品1,700円
    細々としてしまい恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    【結論】
    原則として、開業準備のために支出した費用は「開業費」として計上できますが、固定資産や前払費用、保険料などは別の勘定科目になる場合があります。以下に項目別に整理します。

    【1. 店舗内装工事費 850,000円】
    → × 開業費にはせず、資産計上(「建物附属設備」など)
    → 減価償却の対象(耐用年数に応じて分割して経費)

    【2. 店舗家賃 460,000円】
    → 〇 開業前の準備期間中の家賃は開業費としてOK
    → 勘定科目:開業費

    【3. 火災保険 34,000円】
    → △ 契約期間により異なる
    ・開業前の準備期間中の短期間の保険なら開業費でOK
    ・開業後もカバーする長期契約なら「前払保険料」で資産計上

    【4. パソコン 58,000円】
    → 〇 10万円未満なので「開業費」としてOK(または「消耗品費」でも可)

    【5. タブレット 49,000円】
    → 〇 パソコンと同様に開業費(または消耗品費)でOK

    【6. 保険関連の登録料 500,000円】
    → 〇 開業準備のための資格取得・登録料等なら開業費でOK

    【7. 消耗品 1,700円】
    → 〇 開業準備に使った消耗品は開業費でOK

    • 回答日:2025/05/29
    • この回答が役にたった:0

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    開業費とは開業までの間に支出した「費用」でその効果が1年以上に及ぶものをいいますので、そもそも費用に該当しない固定資産(例えば1個又は1組で10万円以上のもの)の取得は開業費には該当しません。保険関連の登録料の内容がわかりませんが、資産計上が必要なものが含まれている場合には開業費と区分して計上することになります。具体的には下記のようになります。

    店舗内装工事費850,000円 →固定資産
    店舗家賃460,000円 →開業費
    火災保険34,000円 →開業費
    パソコン58,000円 →開業費
    タブレット49,000円 →開業費
    保険関連の登録料 500,000円 →開業費(資産計上すべきものを除く)
    消耗品1,700円 →開業費

    • 回答日:2025/05/28
    • この回答が役にたった:0

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