相続時清算課税制度の改正点について。
来年から相続時清算課税制度に年110万円の控除が創設されるとのことについての質問です。
従来の相続時清算課税制度では直系尊属それぞれから2500万円の贈与を受けられるとのことでしたので、例えば母と祖母から貰いたい場合はそれぞれから2500万円ずつで合計5000万の贈与が可能だっだと思います。
来年からはそれに加えて、累計で2500万を相続時清算課税制度でもらったあとでも、この例でいう母と祖母から110万円で毎年合計220万円の贈与を受けられるという認識でよろしいでしょうか。
そしてもう一点の疑問が、この控除と通常の贈与税は別枠なのかと言う点です。
例えば改正後の相続時清算課税制度で母から控除範囲内の110万円の贈与を受けながら、叔母から通常の贈与税控除の範囲内の110万円の贈与を受けるといった行為は可能なのでしょうか。
ご回答頂けるとありがたいです。
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以下にざっくりご回答します。
①来年からはそれに加えて、累計で2500万を相続時清算課税制度でもらったあとでも、この例でいう母と祖母から110万円で毎年合計220万円の贈与を受けられるという認識でよろしいでしょうか。
→基礎控除額は、年間110万円までです(母と祖母から精算課税で贈与を受けた場合、合わせて110万円までの基礎控除であって、220万円ではないです)。
②そしてもう一点の疑問が、この控除と通常の贈与税は別枠なのかと言う点です。例えば改正後の相続時清算課税制度で母から控除範囲内の110万円の贈与を受けながら、叔母から通常の贈与税控除の範囲内の110万円の贈与を受けるといった行為は可能なのでしょうか。
→暦年と精算課税の基礎控除は別枠です。(母から精算課税で110万円の基礎控除、叔母から暦年110万円の基礎控除を利用することができます)。
- 回答日:2023/06/02
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以下にざっくりご回答します。
①来年からはそれに加えて、累計で2500万を相続時清算課税制度でもらったあとでも、この例でいう母と祖母から110万円で毎年合計220万円の贈与を受けられるという認識でよろしいでしょうか。
→基礎控除額は、年間110万円までです(母と祖母から精算課税で贈与を受けた場合、合わせて110万円までの基礎控除であって、220万円ではないです)。
②そしてもう一点の疑問が、この控除と通常の贈与税は別枠なのかと言う点です。例えば改正後の相続時清算課税制度で母から控除範囲内の110万円の贈与を受けながら、叔母から通常の贈与税控除の範囲内の110万円の贈与を受けるといった行為は可能なのでしょうか。
→暦年と精算課税の基礎控除は別枠です。(母から精算課税で110万円の基礎控除、叔母から暦年110万円の基礎控除を利用することができます)。
- 回答日:2023/06/02
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以下にざっくりご回答します。
①来年からはそれに加えて、累計で2500万を相続時清算課税制度でもらったあとでも、この例でいう母と祖母から110万円で毎年合計220万円の贈与を受けられるという認識でよろしいでしょうか。
→基礎控除額は、年間110万円までです(母と祖母から精算課税で贈与を受けた場合、合わせて110万円までの基礎控除であって、220万円ではないです)。
②そしてもう一点の疑問が、この控除と通常の贈与税は別枠なのかと言う点です。例えば改正後の相続時清算課税制度で母から控除範囲内の110万円の贈与を受けながら、叔母から通常の贈与税控除の範囲内の110万円の贈与を受けるといった行為は可能なのでしょうか。
→暦年と精算課税の基礎控除は別枠です。(母から精算課税で110万円の基礎控除、叔母から暦年110万円の基礎控除を利用することができます)。
- 回答日:2023/08/07
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