会社員を52歳で退職することになり、企業年金を一時金か年金で受けとる方がいいのかアドバイスが欲しい。
52歳で会社員を退職することになりました。
確定給付(DB)を一時金でもらうと690万円もらうことができ、勤続年数30年の為、退職所得控除により税金がかからないことは理解しました。
企業年金基金に預けて年金でもらうと、60歳から20年間保証で年間615,000円と、有期年金10年保証、年間117,300円がもらえる為、両方でトータルすると約1,340万円もらえることになります。
一時金でもらうよりトータル的には約倍近く年金でもらう方が多くもらえます。
他の所得は、下記内容の予定です。
公的年金65歳から、月15万円、個人年金65歳から10年間月6万円、不動産所得月20万円位あると思います。
そのような状態で、DBを年金でもらった時のデメリットを教えてください。
よろしくお願いします。
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52歳から65歳までの間、生活ができるのなら、年金でもらったほうがお得に思えますね。
- 回答日:2021/11/22
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ご質問ありがとうございます!
DBを年金で受け取る場合のデメリットとしては、以下の2点です。
①即時受取ができないこと
②所得税が発生すること
①は当たり前ですが、ここから先、数年間にわたり、受け取りをすることで、
直近で、手元に入ってくるお金が少なくなります。
それは考え方によっては、投資をする機会を失っているとも取れますので、そうした意味でのデメリットはあるかと思います。
例えば、ご質問者様が仮想通貨投資で一発当てたい、などと考えている場合にはそうした投資の機会を失うことになります。
ただし、上記のようにご自身で投資をされるより、企業年金基金に預けた方が、良い利率で利益が得られる、もしくは安全性が高い、と考えるのであれば、企業年金基金の方がメリットがあるかと思います。
②の所得税についてですが、年金で受け取りをした場合、所得の種類が退職所得から雑所得へと変わります。
ご質問者様のいただいている情報をもとに手元で計算をしてみると、61.5万円+11.73万円=73.23万円に対して、およそ10%~20%の税金がかかるようになるのではないかと考えられます。
この所得税額部分を考慮すると、不動産や他の所得の状況次第では、一時金で受取りをした方が、メリットが大きいケースも十分考えられます。
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- 回答日:2021/11/24
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スタートアップ税理士法人様
ご回答ありがとうございます。
73.23万円に20%の所得税が20年間かかったとして、約15万円×20年=300万円
年金で受け取った場合の総受け取り額が650万円、一時金での受取額より増加することを考えるとやはり年金で受け取ろうと思います。
一時金で受け取り、投資にて増やすよりも安全に増やせる方法を選択しようと思います。
投資については、別の資金でチャレンジしようかと考えています。
自分の考え方が間違えていない事が確認できたので安心しました。
わかり易くご説明いただきありがとうございました。投稿日:2021/11/25
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