夫婦間の資金の移動
今から3年前、当時贈与税の存在を知らず、名義が夫婦それぞれの口座間で多数回資金の移動がありました。目的は、住宅ローンの繰り上げ返済、株の投資運用のための資金のまとめるために行いました。総額1000万を超えていた可能性があります。口座が複数あり、収入も混ざって管理していたので、明確な線引きも難しい状態ではあります。繰り上げ返済に関しても、住宅は100%世帯主所有になります。この度個人事業主似なるので、色々調べている際に判明しました。どの程度贈与税が発生するのか心配なのでご相談させていただきました。よろしくお願いいたします。
主人名義の住宅ローン返済や投資目的の資金移動は、贈与税の対象となる可能性が高いです。
夫婦間でも、生活費や教育費以外の目的で年間110万円を超える財産を渡した場合、原則として贈与税がかかります。特に、ローン名義人でない方が返済資金を出す行為は、経済的利益の供与とみなされやすい典型例です。
贈与税の時効は原則6年であり、まだ成立していません。税務調査で指摘されると、本来の税金に加え無申告加算税や延滞税といったペナルティが課されます。しかし、調査前に自主的に「期限後申告」を行えば、ペナルティが軽減されます。
まずは過去の取引を整理し、年ごとに贈与額が110万円を超えていないか確認し、超えている場合は速やかに期限後申告を検討することをお勧めします。
- 回答日:2025/08/14
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