個人年金の受取方法について
今年、満期を迎える個人年金の受け取り方について質問させてください。
❶60歳〜受給の10年確定×60万受給(雑所得48万)の契約ですが、5年繰下げし(年額77万)❷10年保証付終身(雑所得39万)or❸15年確定(雑所得50万)に変更する、もしくは❹5年繰下げと同時に受取額を120万迄増額(雑所得44〜76万)も検討中です。
手取額を増やしたい気持ちはありますが、税金、国民保険や介護保険料、医療費の窓口負担増を考えますと、なかなか決断出来ずにおります。
節税対策などトータル的におすすめな個人年金(併せて公的年金の繰下げ等)の受取り方を、ご教示いただきたく宜しくお願いいたします。
◎主人は公的年金のみ
基礎+厚生=237万程
企業年金80〜90万(検討中)
計317〜327万程
*69歳まで加給年金40万あり
計357〜367万
◎私の公的年金は振替加算含め84万程 他に収入なし
*今年65歳で退職を迎える主人の企業年金の年金額も検討中で、80〜90万は退職金控除残額をフル活用した場合の年金額です。
また65歳以上で国民保険加入でも扶養から外れると税負担が発生しますか?こちらも併せて宜しくお願いいたします。
妻と夫の手取り額を最大化するための個人年金の受け取り方としては、②の10年保証付終身年金(雑所得39万円)が最適である可能性が高いと思われます。
理由としては以下のとおりです。
雑所得が最も少ない(39万円)ため、税負担を最小限に抑えられると考えました。
終身年金のため、長生きリスクに対応できると考えました。
雑所得が少ないため、国民健康保険や介護保険料への影響も比較的小さくなると考えました。
ただし、以下の点に注意が必要です:
妻が国民健康保険に加入すると、新たに保険料負担が発生します。
妻の所得(公的年金84万円+個人年金の雑所得)によっては、医療費の窓口負担が増加する可能性があります。
夫の扶養から外れることで、夫の配偶者控除がなくなり、夫の税負担が増加する可能性があります。
妻が65歳以上で国民健康保険に加入し、夫の扶養から外れた場合の所得税負担については:
妻の公的年金収入(84万円)のみであれば、65歳以上の公的年金等控除(120万円)により、所得税負担は発生しない可能性が高いです。
個人年金からの雑所得(39万円)を加えても、基礎控除(48万円)を考慮すると、所得税負担は発生しない、もしくは非常に少額になる可能性が高いです。
- 回答日:2024/09/06
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Gemstone税理士法人様
この度はお忙しい中、明解なご回答をくださり感謝申し上げます。節税や保険料負担など、こちらの要望に即した親身なご提案を頂戴し大変勉強になりました。思い切って専門の先生にご相談申し上げて大正解でした。今後の人生設計に役立てたいと存じます。ありがとうございました。
投稿日:2024/09/06
Gemstone税理士法人様
この度はお忙しい中、明解なご回答をくださり感謝申し上げます。節税や保険料負担など、こちらの要望に即した親身なご提案を頂戴し大変勉強になりました。思い切って専門の先生にご相談申し上げて大正解でした。今後の人生設計に役立てたいと存じます。ありがとうございました。
投稿日:2024/09/06
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