中古軽自動車購入の際の減価償却と支払方法について
今月9月決算月ですが、2019年5月製造中古軽自動車購入の際、(新車時価格180万円程度、中古車購入価格160万円)、一括支払いと分割支払いと、どちらが節税効果がありますか。またほかに節税効果の高い支払い方法はありますか。
荒井会計事務所
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- 群馬県
税理士(登録番号: 63578), 公認会計士(登録番号: 35025), 社労士(登録番号: 13120156), 行政書士(登録番号: 16140764), 中小企業診断士(登録番号: 421403)
はじめまして。
支払い方法による節税効果についてですが、同じ金額を支払うという前提で回答すると、一括でも分割でも支出金額が同じであれば税額への影響は出ないと考えられます。分割で分割手数料などがプラスでかかる場合にはその分の経費が増える可能性は考えられます。
シミュレーションは必要となりますが、購入とするのか、リースとするのかによっても税額への影響が変わりますので、あわせてご検討いただくことをおすすめいたします。
- 回答日:2021/09/03
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早速のご回答ありがとうございます。
耐用年数4年減価償却は考慮しなくてもよいでしょうか。
分割手数料を抜きますと、同じ金額で「購入」、となります。軽自動車耐用年数4年ー経過2年(2019年、2020年)=残2年。
分割支払の場合2021年度(9月)でおよそ半額、2022年度で残り半額。
一括支払の場合2021年度(9月)で一括。
どちらでも同じ金額の損金処理となる、という事になるのでしょうか。投稿日:2021/09/03
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減価償却と支払方法の節税効果について
1. 減価償却
・法定耐用年数は4年。中古車(使用年数6年)の場合、「耐用年数=(4年×20%)+2年=2.8年(3年)」で償却。
・定額法なら年間約53.3万円(160万円÷3年)を経費計上可能。
2. 支払方法と節税
・一括支払い:即時経費にはならず、3年に分けて減価償却。
・分割支払い(ローン):利息は経費だが、元本は減価償却対象。
・リース契約:月々の支払いが全額経費化可能なため、短期的な節税効果が最も高い。
結論
・節税重視ならリース
・資金繰りと経費バランスを考慮するなら分割払い
・金利負担を避けるなら一括払い
- 回答日:2025/02/16
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中古車の購入に際し、支払い方法自体が節税に直接影響を及ぼすことはありません。
しかし、購入する車両の年式や減価償却の方法によって、経費計上のタイミングが変わり、結果的に節税効果に差が生じることがあります。
例えば、4年落ちの中古車を購入すると、耐用年数が短く設定されるため、購入初年度に全額を経費として計上できる可能性があります。
これにより、当期の課税所得を大幅に減少させ、節税効果を高めることができます。
一方、支払い方法に関しては、一括払いの場合、購入時に全額を支払うため、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。分割払い(ローン)を利用すると、金利負担が発生しますが、手元資金の流出を抑えることができます。ただし、ローンの金利は経費として計上できるため、結果的に節税効果をもたらすこともあります。
節税効果を最大化するためには、車両の年式や減価償却方法、資金繰りの状況、ローンの金利条件などを総合的に考慮することが重要です。
具体的な状況に応じて、税理士などの専門家に相談されることをお勧めします。
- 回答日:2025/02/06
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