マーケットプレイス型ビジネスにおける会計処理の考え方
新たに消費者と事業者(個人事業主又は法人)をつなぐマーケットプレイスの立ち上げを検討しています。具体的には以下のような形式を想定していますが、同ケースにおける会計の考え方についてご教示いただけたら幸いです。(後述の質問①②にご回答いただけたら幸いです)
<前提>
当社のビジネスモデルは基本的には消費者から事業者への発注(取引)が発生した際にその取引金額から手数料を徴収するモデルです(ここでは10%とします)。
ただし、同マーケットプレイスにおいて消費者が発注を行うためには、このマーケットプレイス上で使用できるポイント(1ポイント=1円)を事前に購入し、そのポイントを使って取引を行う形式とします。
<取引の例>
(1)消費者が10,000ポイントをマーケットプレイスにて購入※クレカによる購入
(2)その消費者が5,500ポイントをつかって事業者のサービスを購入したため、そのうち10%を手数料として徴収(売り上げとして計上)
(3)(2)の手数料を差し引いた事業者の取り分を、事業者へ振り込み(手数料は割愛)
(4)(1)のクレカ決済分が入金(クレカ手数料は3%分を差し引いた金額)
<質問事項>
①上記(1)は前受け金を受け取るだけで、あくまで売り上げとしては計上しないという考え方は正しいでしょうか?
②①が正しい場合上記取引を以下の仕分けの通りとする考え方は正しいでしょうか?
(1)
(借方)未収金 10,000円 (貸方)前受金 10,000円
(2)
(借方)前受金 5,500円
(貸方)売上 550円(うち、消費税50円)
預り金 4,950円
(3)
(借方)預り金 4,950円 (貸方)現金 4,950円
(4)
(借方)現金 9,700円
(貸方)未収金 10,000円
支払手数料 300円
①についてご質問者様の考え方で問題ございません。
②についてもご質問者様の想定されている仕訳で問題ございません。
- 回答日:2024/05/09
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