実地棚卸の実施と棚卸立会の違いについて
経済産業省の業務マップ上では、実地棚卸の実施と棚卸立会という業務で分かれているようなのですが、違いはあるのでしょうか?
わかりやすく教えて頂きたいです。
なお、この業務においては何か仕訳計上する必要もあるのでしょうか?
https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286890/www.meti.go.jp/kohosys/press/0003982/index.html
棚卸立会は、会社の方が外部保管先の委託倉庫などに立ち会ったり、又は監査人(監査法人、公認会計士)が立会う事があります。立会に際しては、実地棚卸の状況の観察やテストカウント(いわゆる抜き取りのチェックです)などを行います。これらを通じて、実地棚卸が棚卸のルールに従って行われているかの確認や、実地棚卸のカウント(数える事です)が適切にされているかをテストカウントによって確かめています。
仕訳の件ですが、例えば期末実地棚卸をした結果、製品が帳簿残高(会計記録のこと)よりも不足しているとしたら、以下の仕訳を計上します。
(借方)棚卸減耗損 ×× /(貸方)製品 ××
ご参考になれば幸いです。
- 回答日:2024/08/20
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■ 実地棚卸と棚卸立会の違い
・実地棚卸は、企業が実際に在庫を確認し、数量や状態を把握する作業を指します。
・棚卸立会は、第三者や監査担当者が棚卸のプロセスに立ち会い、確認や監視を行う業務を指します。
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■ 仕訳計上の必要性
・実地棚卸の結果、在庫数量に変動があった場合、帳簿上の在庫データと実地の数量を一致させるために仕訳が必要です。
・具体的には、在庫が増加した場合は「商品」勘定の借方に、減少した場合は「商品」勘定の貸方に記録します。
・例として、在庫が¥10,000分減少した場合の仕訳は「商品」の貸方に¥10,000、対応する借方は「棚卸減耗損」となります。
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以上のように、実地棚卸と棚卸立会は異なる役割を持ち、棚卸の結果次第では仕訳計上が必要です。
- 回答日:2025/02/28
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実地棚卸において在庫に帳簿との差異が生じている場合、実際の在庫数に帳簿上の在庫数を合わせるため、減耗損などの損益を計上することがあります。
- 回答日:2024/08/19
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