マイクロ法人と個人事業の事務所費用について
マイクロ法人(WEBマーケティング)と個人事業(WEB制作)を行なっており、法人登記や個人の開業場所とは別に今後自宅近くのマンションのワンルームを借りてそこを事務所にしようとしています(法人登記や開業場所は自宅です)。
そこで、個人と法人で共用となる家賃や光熱費の扱いについてお伺いしたいのですが、家賃や光熱費について法人だけもしくは個人事業だけで経費とするのは問題になりますでしょうか。また、個人として事務所を契約し一旦家賃と光熱費をオーナーさんに支払い、その50%をマイクロ法人から個人へ家賃や光熱費をまとめて「賃借料」という形で支払うという形も頭に浮かんでいるのですが、こちらの流れでは問題になりますでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
追加情報ありがとうございます。
ご状況から、
マイクロ法人:自宅家賃+自宅の光熱費
個人事業:ワンルーム(B)家賃+Bの光熱費
のようにシンプルにまとめることができるのではないかと思いました。開業は自宅でも、作業場所としてBを借りるということであれば経費として問題ありません。
本来のご質問に戻りますと、『個人として事務所を契約し一旦家賃と光熱費をオーナーさんに支払い、その50%をマイクロ法人から個人へ家賃や光熱費をまとめて「賃借料」という形で支払う』ことも可能です。(経理が少し複雑になりますね)
- 回答日:2022/02/02
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丁寧にご回答いただいてありがとうございます。
ずっと迷っていたのでとても助かりました。>マイクロ法人:自宅家賃+自宅の光熱費
>個人事業:ワンルーム(B)家賃+Bの光熱費自宅は個人所有なので実際は一部を法人に貸し出す形になるかとは思いますが、こちらの形がとてもスッキリしていて、わかりやすいと感じましたのでこちらの形で検討していきたいと思います。
ありがとうございました。
投稿日:2022/02/03
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お役に立ってよかったです!
自宅は、多少は個人事業としても利用するかもしれませんが、過半数が法人業務であれば、細かいことを気にしなくて大丈夫です(大っぴらには言えませんが)。
また何かございましたら、ご質問ください。
よろしくお願い致します。
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東京みなと会計事務所
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- 回答日:2022/02/03
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情報が多いので最初に整理させていただけないでしょうか。
マイクロ法人:登記は自宅
個人事業:開業場所は自宅以外(Aとします)
新たに借りる場所:自宅近くのワンルーム(Bとします)
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・Bは「実質的に」法人の仕事のために借りますか?それとも個人ですか?もしくは半々ですか?
- 回答日:2022/01/28
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ありがとうございます。
マイクロ法人:登記は自宅
個人事業:開業届は自宅自宅は手狭ですので、新たにワンルーム(B)を借りたいと思っておりま
す。仕事量・売上とも実質的におよそ半々となります。よろしくお願いいたします。
投稿日:2022/02/01
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個人から法人へ支払費用の経費性や恣意的な経費額決定していないことを税務調査等で説明できるかどうかだと思います。
参考として大阪地方裁判所・平成30年4月19日判決で個人事業主が法人に業務委託費の経費性を否認された事例をご紹介します。
↓
「本件外注費を原告の事業所得に係る必要経費として認めるとすると、個人事業主(農家、個人商店など)と同族会社の代表者を兼務する者の場合、事業主自身が従事する業務を会社に外注し、その外注費を支払うことにすれば、本来は必要経費に算入することのできない事業主自身の労働の対価を、個人事業の必要経費とすることができることとなり、ひいては、税額の自由な操作を許すことになりかねないのであって、租税法の根本原則に反する不合理な結論となることは明らかである。」
- 回答日:2023/09/17
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