貸借対照表の修正について
個人事業主です。会計処理について教えてください。自宅の一部を資産として計上しています。固定資産台帳に記入はしましたが、建物取得時の仕訳をするのが漏れていました。すでに2期が終わっています。この場合はどのように修正すべきでしょうか?
建物の取得金額は22,800,000円です。取得日は2018年3月16日で、事業供用開始日が2023年1月1日です。事業利用比率は6.7%です。
会計ソフトの資産管理台帳には取得金額22,800,000円、事業利用比率は6.7%で登録しています。
本来は事業供用開始した2023年に建物を取得した仕訳をすべきでしたが漏れており、帳簿上で資産計上ができていません。
2023年は借方で、減価償却費として70,270円、事業主貸で978,530、貸方で建物1,048,800円で仕訳しています。2024年も同様です。
その結果、2025年度の帳簿では、固定資産の建物が-2,097,600円となっています。
インターネットで調べたところ、そもそも固定資産台帳への登録を事業利用分の1,527,600円で登録すべきということはわかりました。
また、建物の取得の仕訳は借方 建物1,527,600円、貸方 事業主借 1,527,600円と想定しています。
過去の2023年、2024年を遡って修正すべきなのか、2025年のみ修正する形で対応できるのかを知りたいです。
※減価償却で経費は計上していますので、所得税の納付金額には影響ないものと想定しています。
数値の整合性まではこちらではお答え致しかねますが、固定資産台帳の金額を修正しない、という方法も一つの方法かと存じます。
ご参考になれば幸いです。
- 回答日:2025/05/01
- この回答が役にたった:1
大変参考になりました。ありがとうございました。
投稿日:2025/05/01
①いつ分から修正すべきか
本来的には過去分から修正するのが正しいですが、所得に影響を与えない、という前提であれば、実務的には2025に辻褄を合わせるのが宜しいかと思います。
②固定資産計上仕訳
固定資産台帳を1,527,600円に修正される、という事であれば、一旦、2年分の修正として、下記のような仕訳を計上する必要があるかと思います(下記の仕訳は1年分ですので、2023年分も同様であれば、2倍した金額を計上頂く必要があるかと思います)。
建物978,530/事業主貸978,530
その上で、建物そのものの取得仕訳を計上頂ければ2025年末での辻褄は合ってくるかと存じます。
ご参考になれば幸いです。
- 回答日:2025/05/01
- この回答が役にたった:1
ご回答ありがとうございます。2025年度に辻褄を合わせるようにしたいと考えております。
追加で1点確認ですが、固定資産台帳は修正せず(取得金額:22,800,000円、取得日:2018年3月16日、事業供用開始日:2023年1月1日、事業利用比率:6.7%)で、建物取得の仕訳を借方:建物22,800,000円、貸方:事業主借:22,800,000円で登録しようと考えております。
現在、2025年度の貸借対照表では、当初の建物取得の仕訳漏れにより、固定資産の建物が-2,097,600円となっており、上記の仕訳を登録することで、期初の正しい未償却残高17,521,800円となり辻褄も合うと考えております。
こちらは問題なさそうでしょうか?投稿日:2025/05/01