Wi-Fi用LAN配線工事をおこなった場合の勘定科目と耐用年数について
Wi-Fi用LAN配線工事を新規で実施することになりました。
金額は約100万円です。
金額の内訳としては、ケーブル・LAN配線工事・アクセスポイント取付費・キャビネット・ルーターなどが含まれています。
国税庁のHPには設備ごとに勘定科目を分類して資産計上する、とされていましたがこれらを一括で資産計上しても差支えないのでしょうか。
一括で資産計上が可能な場合は勘定科目と耐用年数を教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
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原則として、国税庁の指導通り、設備ごとに勘定科目を分類して資産計上する必要があります。
ただし、重要性の原則に基づき、個々の金額が少額である場合や、一体として機能する設備と認められる場合には、一括で「構築物」または「工具、器具及び備品」として資産計上することも実務上は容認されることがあります。
一括で資産計上する場合の勘定科目と耐用年数は、以下のいずれかが考えられます。
* 構築物: LAN配線工事など建物に付随する工事の割合が高い場合。耐用年数は15年となる可能性があります(金属造の通信ケーブル)。
* 工具、器具及び備品: ルーターやアクセスポイント、キャビネットなどの割合が高い場合。耐用年数は5年または10年となる可能性があります(電気通信機器、事務機器)。
ご留意点
* 一括計上する場合は、その内訳を明確に記録しておいてください。
* 税務調査で指摘を受ける可能性も考慮し、慎重に判断してください。
結論として、原則は個別計上ですが、状況によっては一括計上も可能です。その際は「構築物(15年)」または「工具、器具及び備品(5年または10年)」のいずれかの勘定科目で処理することになります。
- 回答日:2025/05/18
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